km m
臼尻停車所 〇・〇〇〇 臼尻一五
大舟停留所 二・〇〇〇 大舟河口
下湯 同 一・四八〇
上湯 同 二・一二〇
寅沢停車所 一三・八八〇 松倉礦山
亀田礦山停留所 二・〇〇〇
上鱶川 同 三・六四〇
下鱒川 同 二・八〇〇
石畑 同 二・〇〇〇
上湯川 同 二・四七〇
上野 同 一・四〇〇
下湯川停車所 一・四四〇 鮫川四二
(全路線粁程三五・二三〇)
戦後、北越栄三村長は、亀田村との連繫のなかで、臼尻村の永年の懸案を積極的に継承し推進した。
昭和二五年、鈴木慶一村長は、亀田村の積極的な万畳敷原野開拓構想と合わせて「亀田・臼尻間産業道路」の開削が熱心に進められ、函館市の大きな支援を得ている。
この亀田・臼尻間の計画路線は、総延長三五キロメートルである。函館赤川線を経て亀田村道富岡赤川線を通過し、赤川を起点として、大船下温泉(臼尻村既設村道)に至る開削延長二二キロメートルの計画であった。
昔からの臼尻・赤川を結ぶ赤川道(あかがわみち)の道筋に沿うものであった。
その後、昭和四〇年前後からの万畳敷草地利用計画のとき、酪農用道路の計画が含められている。
一方、鱒川・上湯川へ通じる道有林松倉林道は、改良整備が進められ昭和五五年、道道に昇格した。
昭和五八、九年より郡界(函館市・南茅部町境界)付近から尾根伝いに万畳敷原野を横断して袴腰岳へ向かう林道の整備が進み、地熱調査事業も入り大船越えの山道は改めて計画に浮上している。
茅部郡臼尻 亀田郡湯川 村間自動車運輸路線一般図
延長 三五粁二三〇米突