尾札部空襲

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尾札部船入澗に停中の漁業会所属千鳥丸が被爆、船員の堂前幸作(明治三九生、石川県小木町出身)が爆死した。
 磨光国民学校が機銃掃射と小型爆弾の執拗な攻撃をうけた。爆弾一発は正面職員玄関前のグラウンドに突きささって不発、のちに撤収処理。校長住宅の(⑧)附属倉庫が全焼した。校舎の弾痕は数えきれないほど無数であった。
 また一発は著保内川右岸に落下して、(⑨)前田家と、(⑩)高島家の二戸が全壊した。