解題・説明
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明治22(1889)年に施行された町村制によって、本市においては、東鳥取村、尾崎村、西鳥取村、下荘村が成立した。いずれも明治17(1884)年に成立した戸長役場管理区域内の旧村が区域毎にさらに合併されて新しい行政単位が成立した。東鳥取村は、自然田村、石田村、山中村、桑畑村の第38戸長役場管理区域と、下出村、中村、黒田の第36戸長役場管理区域が合併したもの。 この自然田1457番地にかつてあった村役場庁舎は、明治44(1911)年に石田から移転し建築されたもので、昭和35(1960)年に町制施行した東鳥取町と南海町が合併して阪南町になってからも、阪南町役場(現在の阪南市庁舎)が完成するまでは庁舎として利用されていた。
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