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解題・説明
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庚申信仰は60日に1度巡ってくる庚申の日の夜に眠ると、体の中に住んでいる三尸(さんし)の虫が、その人の悪事を閻魔大王に知らせて命を縮ませるので、庚申の夜には身をつつしみ眠らずに過ごすという、中国の道教の考えに基づいた行事。 この庚申堂では、1年の最初の庚申の日(初庚申)に「粥占い」を行う。粥占いの方法はいくつかあるが、ここでは1升の米とともに番号をつけた節のない35本の竹管を鍋で炊き上げた後、竹を割って中の米粒を数える。12本の竹管は毎月の雨量、9本は米類、14本は畑作物の出来を占う。竹管の中にたくさんの米粒が入ると雨が少なく、豊作になると言われる。
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