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解題・説明
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大阪府阪南市(和泉)と和歌山県(紀州)の国境に掛る橋。 安政2(1855)年、土佐(高知県)藩士廣井磐之助の父は、同藩士の棚橋三郎にけんかを仕掛けられ命を落とした。三郎は捕えられたが、死罪にはならず土佐藩から追放されたため、磐之助は仇討ちを決心し、同郷である坂本竜馬や高松太郎(坂本直)を通じて勝海舟に助力を願い出た。 三郎は江戸松と改名し、紀州加太浦の台場工事で働いていたため、紀州藩へ仇討ちの許を願い出たところ、「文久3(1863)年6月2日、境橋より国払いするので、和泉国側で討つように」伝えられ見事に仇討ちを果たした。これを橋の名前から『境橋の仇討ち』と言われている。
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