平泰寺無縫塔 へいたいじむほうとう

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所在地 東広島市西条町寺家
年 代 不明
形 状 花崗岩 高さ八六cm ヨコ三五cm タテ二五cm
形 式 単制無縫塔
銘 文 當山歴代合葬塔
概 要 臨済宗妙心寺派。山号は豊崎山、本尊は聖観世音菩薩、本尊は行基の作といわれている。開基は詳かでないが、治承年中(1177~81)の草創といわれ、又大永年間(1521~8)鏡山城代蔵田備中守房信が中興したと伝えられ、又後荒廃したという。宝暦七年(1757)広島興禅寺の住職の法孫定田が入って再建した。境内に暦応の年号のある整形板碑、また、蔵田房信の位牌、供養塔がある。
     (平泰寺一石五輪塔および 平泰寺阿弥陀種子板碑 を参照のこと)

[平泰寺無縫塔]