仙石庭園石燈籠 せんせきていえんいしどうろう

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所在地 東広島市高屋町高屋堀
年 代 江戸時代 天明六年(1786)
形 状 大谷石 高さ三〇〇cm ヨコ一三五cm タテ一三五cm
銘 文 奉献 石燈籠一基 武州東叡山 浚明院殿尊前
    天明六丙年九月八日 従五位下保科弾正忠源正率
概 要 銘文によると本燈籠は第十代将軍徳川家治の菩提寺、武蔵国東叡山寛永寺の墓前に保科弾正によって献ぜられたものである。
 笠の4個所に彫られた徳川家の家紋「三つ葉葵」が異彩を放っている。
 尚、家治の死没は天明六年八月二十五日で灯籠は九月八日に献ぜられている。
 この石灯籠仙石庭園に辿り着いた経緯は不明である。

三つ葉葵の紋


[仙石庭園石燈籠]