年 代 江戸時代 慶応三年(1867)
右の石造狛犬 阿(ア)
形 状 高さ一一五cm ヨコ九〇cm タテ四五cm
左の石造狛犬 吽(ウン)
形 状 高さ一二〇cm ヨコ九〇cm タテ四五cm
形 式 出雲形
銘 文 献 願主石井重郎治慶応三年卯秋 石持氏子中 白市住石工市田屋佐七作
(左右同じ)
概 要 本狛犬は性器をもち、右の阿の狛犬は雄で、左の吽(ウン)の狛犬は雌である。
古式は両方が雄である。このような雌雄の性別は江戸時代の庶民文化の顕れである。明治以降はあまり性を表現しないのが一般である。出雲形の名称は小寺慶昭著「京都狛犬めぐり」による。
(用誤解説 狛犬 参照のこと)
[御建神社出雲形石造狛犬]
[御建神社出雲形石造狛犬]