(出典:地理院地図などをもと岩佐佳哉氏作成)
お年よりや車をもたない人は、近くで買い物ができず、こまるんじゃないの?
(出典:ザ ウィークリー プレスネット2018年3月15日版 ※現在はリンク切れ)
福富町には、「とくし丸」を利用したい人がいるんだね。
福富町には週に何回ぐらい来ているんですか?
どんなお客さんが利用しているのですか?
月曜日から金曜日まで毎日、来ているよ。わたしが乗っている3号車は、
福富町と志和町の一部を週に1回から2回、回っているよ。
お客さんは高れい者の方が多いかな。
小さい子どもがいるお父さんやお母さんも、大事なお客さんだよ。
お客さんの家の前まで行くんですね!
一日に何か所、はん売するんですか?
福富町では、どんな商品がよく売れていますか?
いつも35~40か所ぐらいのお客さんの所に行っているよ。
すぐとなりの家でも、お客さんからの要望があれば一けん一けんまわっているんだよ。
1か所にいられるのは10分間ぐらいしかないけど、お客さん一人ひとりとの会話を大切にしているよ。
よく売れる商品は、魚や果物、小さなおそうざい、大福などです。
ドライバーはお客さんがよく買うものを覚えてるよ。お店から出発する前に、お客さんがほしがる商品をつみこむから、車によってのせている商品がちがうんだよ。
お客さんの声も聞いてみました。
スーパーマーケットには、病院にタクシーで行くときぐらいしか行けないので、
週に2回「とくし丸」が来てくれるのは、とても助かっています。
小さい子どもがいるので、げん関の前まで「とくし丸」が来てくれて、ありがたいです。
ドライバーさんが商品を運んでくれるので、本当に助かります。
福富町で「とくし丸」を始めるときに、
町内のすべての家にチラシを配りました!
立石さんが「とくし丸」を始めるとき、特に大事にしたことは何ですか?
ただ商品を売るだけでなく、こん立をてい案できるようにしています。
例えば、ピーマンが旬(しゅん)の時期には、チンジャオロースのタレやブタ肉をいっしょにはん売しています。
「とくし丸」はお客さんにとって、第2の冷ぞう庫のようなものです。だから、ドライバーのみなさんはお客さん一人ひとりがどんなものを必要としているのか、ばっちり知っているんですよ。
他にも、高れいの方々と直せつ顔を合わせることで、健康を見守る役目もあります。
最後に「とくし丸」のみ力を教えてください。
お客さん一人ひとりのことを考えて商品をはん売していることです。
そんなみ力が「とくし丸」にはあるんですよ!