一〇 平山(ひらやま)日記

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 六巻よりなる、五所川原市(みなと)の平山家の家記。天文十九年(一五五〇)為信の誕生より享和三年(一八〇三)までの記述で、同家六代にあたる平山半左衛門の編著と思われる。「永禄日記」を参考としたためか、類似した記事が多い。農業経済史研究の好史料。平山家蔵。『みちのく双書』第二二集として一九六七年に復刻されている。