目次
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新編弘前市史 通史編3(近世2)
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第8章 藩政期の文化
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第三節 宗教と信仰
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五 人々の信仰
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(二)庶民の信仰
三不動
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古懸(こがけ)(
国上寺
)・中野(中野
神社
)・長谷沢(ながいさわ)(長谷沢
神社
)の不動尊は、一本の材木から三体を彫刻したもので、霊験あらたかといわれた(資料近世2No.四四二)。領内外を問わず参詣に出かけることは、領内経済の成熟があってはじめてできることであり、単に信仰心だけによるものではなかった。
図248.古懸山國上密寺お札