「光の肖像」は、広島市立大学芸術学部美術学科油絵専攻の教員と学生らが2004年から2015年に取り組んだ研究プロジェクトです。10年余の間、広島の被爆者へ聞き取りを行い、肖像作品を制作し、体験談とともに作品化してきました。
「光」には原爆の閃光、絵画が芸術として成り立つときの光、未来への足取りを照らす光の三つの意味が込められています。被爆者の肖像を描くことは、風化しつつある被爆経験と、失われつつある絵画芸術の価値と意味を問いかけるものです。
被爆60周年にあたる2005年に広島市立大学芸術資料館にて第1回展覧会を開催。その後も広島県内や東京の美術施設で10回以上展示を重ね、プロジェクトに込めた想いを多くの方々にご覧いただきました。2010年にはキングストン大学との共同で「The Light -Portraits of The Hibakusha-」(ブルネイギャラリー、ロンドン)として国際展も開催いたしました。
※一部の作品は権利の関係でサムネイルのみを公開しています。
※エピソード内の年齢は、制作当時のものです。
肖像のモデルになった人々
8月6日に起こった惨劇、その後の影響。さまざまな経験、想いをご紹介します。