新発田市は、新潟県北部の中核都市で、江戸時代に越後国蒲原郡5万石(のちに10万石に高直し)を治めた新発田城下町が原型となっています。溝口家は江戸時代の始めから明治維新までの約270年間、12代にわたり新発田藩を治めた外様大名です。一つの藩を江戸時代全般を通じて治めたのは越後では新発田藩溝口家が唯一で、このため1万点以上にのぼる膨大な古文書・絵図類が残されており、現在、市立歴史図書館に所蔵・保管されています。これらの資料は永年保存すると同時に、歴史文化振興の資料として、地域での活用に供するため、デジタル化が進められています。
2024.02.01
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