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幕府の命により作成された正保・元禄・天保三時期の越後国絵図です。正保図は幕府が所蔵していた原本(のちに焼失)を元禄図作成の際に新発田藩が写し、元禄図・天保図は新発田藩が幕府提出分の控えとして残したものです。正保・元禄・天保と年代順に比較することで、新潟平野を流れる河川の流路の変更・干拓を経た潟湖の消失、開発による新田村の増加を段階的に見ることができ、一面の水田地帯が広がる米どころ新潟の景観がかたち作られていく様子がよくわかります。

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越後国 村上新発田領 十巻絵図 天保8年8月(1837年8月) 絵図
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