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解題・説明
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初瀬街道の阿保宿で旅籠屋を営んでいた「たわら屋」に残された伊勢参宮講の講看板である。講看板には、講の名称やシンボルマーク、講元や世話人の名前などを書き入れ、指定した宿屋に目印として掲げた。本資料は二三講の講看板で、記載内容は下記のとおりである。裏面には、明治6年(1873)の看板新調の記載とともに、大阪の阿波座戸屋町の町名が見られる。阿波座戸屋町には、江戸時代から戸障子などを作る建具職人が軒を連ねており、この講看板は同町で新調されたものと考えられる。なお、表面に神宮教会所、裏面に二三講の焼印が押されている。 【表面】大阪/川西/〔丸にト文字〕/二三/発起人/世話方 【裏面】明治六年酉三月新調/あわ座戸屋町
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