解題・説明
|
日鉄二瀬坑の代表的な風景。煙突が並び,ケージ(竪坑)があってけむりが流れて,社宅があって,すべてそろっている。本当の生きたヤマの風景である。豆炭工場はいつもけむりを吐き,火が燃えていた。枦山のボタ山もまた,火が燃えていて,夜になると手前近くに見えた。工場の大通りをはさんで,手前に社宅があり,そのちょっと右手には山神社へ上る石段があった。その前の道を北へ上って行くと穂波社宅から二瀬の方へ出たと思う。この細道からだと二瀬にある公衆浴場の方に出たと思う。 (資料:綿島一彦氏の提供写真を参考)
|