古くは伊予の国府が置かれていた今治の歴史を語る上で、欠かせない代表的な資料「国府叢書」と今治の貴重な文化財を絵はがきにした「今治市文化財絵はがき」を公開しています。
「国府叢書」 全65巻は、庄屋加藤家が代々残した今治藩政の数々の史料を基に編集(編纂)したもので、今治市屈指の郷土史資料集です。その編集は、加藤家の先祖で旧桜井村長の加藤徹太郎氏の父であり、最後の国分村庄屋であった友太郎氏によるものです。藩政の実態や村の生活が忠実に解説された、まさに今治藩政の百科事典ともいえる貴重史料です。 (「国府叢書」(巻1~23)の巻頭言を引用)
これら全65巻のデジタル化、および未翻刻となっていた24~65巻の翻刻を行いました。
本アーカイブでは原本の高精細画像および翻刻を閲覧することができます。また、テキスト化された綱文(こうぶん)から原本画像や翻刻の該当ページに辿ることができます。
本事業は図書館振興財団の平成26年度提案型助成事業として助成を受けて実施されました。
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