昭和7年(1932)度

English Español

34シーズン目

【大学】 早大宿願の全国制覇 早大同大との第6回王座決定戦に27−3で勝利し、創部以来宿願の全国制覇を果たした。この年のワセダの戦法を『ゆさぶり』と命名したのは、朝日新聞記者の西野綱三[元日本協会専務理事、元早大監督]だと『片岡メモ』にある。/関東は早大、関西は同大が優勝 早大が初めて関東大学対抗戦に全勝優勝した。第6回の関西大学対抗戦は同大が2年ぶり2回目の優勝を遂げている。
【地域】 第6回東西対抗は54−16で関東が6連勝を果たした。
【その他】 中等学校は京城師範の3連覇、高専大会は早大高等学院 第15回全国中等学校大会は、京城師範が32−5で天理中を下し3連覇を遂げ強豪ぶりを見せつけた。第8回全国高専大会は早大高等学院が21−0で関西学院を破り初優勝し、早大との兄弟優勝を果たした。
【国際】 朝鮮鉄道初来日 11月23日55−8福岡クラブ、25日24−5九州大、27日25−3門司鉄道局と3勝した。以降、支那事変勃発の昭和12年を除いて、昭和17年まで毎年来日した。/ 早大が1月に上海遠征を行い3戦全勝で帰国した。