36シーズン目
【協会】 E.B.クラーク逝去 日本ラグビーの始祖エドワードB.クラークが、昭和9年(1934)4月28日、京都の自宅で逝去した。明治7年(1874)1月31日生まれで59歳だった(『慶応100年史』P516)。【大学】 京大が全国制覇 京大が関東王座の明大を16−13で下し、5年ぶり4回目の全国制覇を遂げた。/関東は明大、関西は京大が優勝 関東では明大が全勝で第7回関東大学対抗戦を制し3年ぶり2回目の優勝を果たした。第8回関西大学対抗戦は京大が3年ぶり5回目の優勝を遂げた。
【地域】 第8回の東西対抗は関西が意地を見せて6−8と迫ったが及ばず、関東の8連勝となった。
【その他】 高専は同大予科、中学大会は台北一中と鞍山中が優勝を分ける 第10回高専大会は同大予科が26−0で台北高商(台湾)を下し初優勝を遂げた。第17回全国中学大会は、台北一中と鞍山中(朝鮮)の外地チーム同士の対戦となり、3−3で譲らず両者の優勝となった。
【国際】 明大が12月に上海遠征を行い3戦全勝で帰国した。/アメリカンフットボールのチーム、米国学生が3月19日~4月7日に来日し、ラグビー経験者が選抜チームを編成して対戦したが関西学生に5−26、関東学生に0−29で敗れた。/10月に朝鮮鉄道が来日(3回目) 17日15−6同大、21日15−18京大、24日14−9門司鉄道局と2勝1敗。/ 早大は3月から4月にかけて満州・朝鮮に遠征(7勝)した。