昭和12年(1937)度

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39シーズン目

【ルール】 「スクラムへのボール投入は緩やかなスピードで」と決められた。日本では、緩やかなスピードを「投入したボールがスクラムの反対側に出ない程度のスピード」と規定したため、7人スクラムでの速いフッキングが不可能となり論議を呼んだ。これ以後ほとんどのチームが8人スクラムを採用せざるを得なかった(『片岡メモ』P48)。
【大学】 早大2年連続4回目の全国制覇 早大京大と9年ぶりの定期戦再開を兼ねた、第11回東西王座決定戦に24−5と勝利して、2年連続4回目の全国制覇を達成した。/関東は早大、関西は京大が優勝 第10回関東大学対抗戦は早大が全勝で2年連続4回目の優勝を遂げた。第11回関西大学対抗戦は京大が2年連続7回目の優勝を果たした。
【地域】 第11回東西対抗は関東が27−3で勝ち11連勝を飾った。
【その他】 中学は秋田工、高専は早大高等学院が優勝 第20回全国中学大会は秋田工が3−0で養正高普(朝鮮)を下し4年ぶり2回目の優勝、第13回高専大会は早大高等学院が10−3で慶大予科を破り4年ぶり3回目の優勝を果たした。
【国際】 6月9~21日に同大が満州遠征(7勝)を行った。