昭和16年(1941)度

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43シーズン目

【協会】 学業期間短縮 11月1日に今年度の学習期間が3ヵ月短縮され、12月で終了するとの文部省通達が出た。
【大学】 早大4年ぶりの全国制覇 第15回東西王座決定戦は早大京大を36−5で下して、4年ぶり5回目の全国制覇を達成した。/関東は早大、関西は京大 第14回関東大学対抗戦は早大が全勝で4年ぶり5回目の優勝、第15回関西大学対抗戦は京大が2年ぶり9回目の優勝を果たした。
【地域】 第15回東西対抗は関東が28−14で勝ち15連勝[昭和16年度のシーズン中に行われるべきこの試合が、諸般の事情で昭和17年4月12日に延期された。本書では昭和16年度の事業として繰り入れた]。
【その他】 中学大会、高専大会ともに関西・九州での分割開催 12月8日に日中戦争が太平洋戦争に拡大した。大阪毎日新聞社は、全国大会は無理として関西、九州の二カ所で開催した。前回優勝の台北一中も参加できず、東日本の学校も出場できなかった。第24回中学大会は北野中学と福岡中学、第17回高専大会では甲南高校と福岡高商がそれぞれ優勝した。
【国際】 朝鮮鉄道が9回目の来日。22−14京大、73−10門司鉄道局、41−6全川崎、19−10新潟鉄道局土崎工場と、4勝全勝の成績を収めた。