昭和20年(1945)度

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47シーズン目

 8月15日に終戦を迎えた。
【協会】 ラグビー復活のスタートは関西から 終戦のわずか1ヵ月後、戦災にあわなかった京都で9月16日に関西協会の役員が集まり、23日に関西クラブ対三高の試合を行うことを決定した。戦後初のラグビー試合は9月23日に京大グラウンドで行われ、関西クラブが24−6で三高に勝った。11月28日には京都で一高対三高戦が復活している。/関東でもラグビーが復活 関東では11月2日にOB・学生混合紅白試合が成城学園のグラウンドで行われた。次いで吉祥寺の日産厚生園グラウンドで、11月23日に、早慶中心の在京学生とOBが紅白試合を行っている。
【大学】 慶大京大戦が復活 昭和21年元旦には伝統の慶大京大の定期戦が日産厚生園で復活し、慶大が21−8で勝利した。この試合の記念写真の中央にレフリーの北島忠治が写っている(『日本ラグビー史』P276)。
【地域】 東西対抗の再開 第16回東西対抗試合が昭和21年3月25日西宮で再開し、関西代表が22−21で関東代表を下し初めて勝利を収めた。