76シーズン目
【協会】 関東協会50周年 関東協会は昭和50年1月26日に50周年記念を国立競技場で行った。1記念式典、2記念試合、3記念パーティ、4記念誌発刊の行事を行い盛会に終始した。記念試合
G:国立競技場
【代表】 日本代表NZ遠征(5勝1分5敗) 日本代表は第2回のNZ遠征を行い、最終戦でNZ大学選抜に初勝利を挙げるなど、5勝1分5敗と健闘した。
★41 | 1974.5.12 | ●日本代表 | 31−40 | ○NZ大学選抜 | ダニーデン |
★42 | 1974.5.19 | ●日本代表 | 31−55 | ○NZ代表ジュニア | オークランド |
★43 | 1974.5.26 | ○日本代表 | 24−21 | ●NZ大学選抜 | ウエリントン |
アジア大会に日本が4連覇 第4回アジア大会が11月にスリランカで行われ、日本が4連覇した。
ケンブリッジ大学(3勝1敗)来日 日本代表はケ大とテストマッチを行い16−13で初めて勝利を収めた。
【選手権】 近鉄3回目の日本一 第12回日本選手権で近鉄が33−13で早大を下し7年ぶり3回目の日本一を達成、坂田好弘の引退に華を添えた。
【大学】 大学日本一は早大 第11回大学選手権は、早大が決勝で明大を18−0で破り、2年連続7回目の大学日本一に輝いた。/対抗戦は早大の5連覇、リーグ戦は大東大の初優勝 第45回関東大学対抗戦は早大が全勝で5年連続19回目の優勝、第8回関東大学リーグ戦は大東大が6戦全勝で初優勝を遂げた。/関西は天理大、九州は福岡工大が優勝 第46回関西大学リーグ戦では天理大と同大が7勝1分で並んだが、得失点差で天理大が2年連続3回目の優勝を果たした。九州は長崎大が決勝で棄権したため福岡工大の優勝(4年ぶり5回目)となった。
【社会人】 近鉄が8回目の優勝 第27回社会人大会は近鉄が10−7でリコーを倒して、5年ぶり8回目の優勝を遂げた。/関東は三洋、関西は近鉄の4連覇、西日本は淀川製鋼呉 第15回関東社会人リーグは、東京三洋が警視庁に15−6で勝ち5年ぶり2回目の優勝。/第17回関西社会人Aリーグは、近鉄が6戦全勝で4年連続15回目の優勝。/第3回西日本社会人リーグでは、淀川製鋼呉が初優勝を5戦全勝で飾った。
【地域】 第29回学生東西対抗は51−9で関東が雪辱を遂げた。/第25回朝日招待は日本学生代表が52−14で九州代表を破った。
【その他】 地区対抗は中京大の初優勝、教育系は広島大が優勝 第25回地区対抗大会は中京大が35−11で福岡大を下して初優勝を遂げた。第10回教育系大学大会では広島大が43−4で福岡教育大に勝って3回目の優勝を果たした。/富山商船高専と大分舞鶴高が初優勝 第5回高専大会で富山商船高専が13−3で函館工専を下し、第54回高校大会では大分舞鶴高が14−8で花園高に勝って、ともに宿願の初優勝を成し遂げた。/国体は成年東京、少年は京都と秋田、教員は茨城 第29回茨城国体は勝田市と水戸市で行われ、成年は東京都(リコー)が40−8で岩手県(新日鉄釜石)を破り優勝、少年Aは京都府(花園高)が14−7で茨城県(全茨城)に勝ち、Bでは秋田県(秋田工)が30−15で東京都(全東京)を破りそれぞれ優勝、教員は茨城教員が25−19で大阪教員に勝ち優勝した。/女子レフリー登場 1月6日花園ラグビー場で行われた、協会役員対惑惑クラブの親善試合に、大阪ラグビースクール補助指導員の吉田真弓さんが、丹羽正レフリーの指導を得ながら20分間レフリーを務めた(『機関誌』Vol.24−5・P38)。
【国際】 香港代表来日(2敗) 4月に来日した香港はノンテストとして日本代表と対戦6−20で敗れ、全京都にも12−17で敗れ精彩がなかった。/日本代表スリランカ遠征 日本代表はスリランカ協会の要請で11月のアジア大会に先行して同国に遠征して3試合に大勝した。/ケ大の来日 昭和50年3月に来日したケ大は、日本代表に惜敗したほかは52−3全早大、35−25学生選抜、32−16全新日鉄と3勝して面目を保った。