115シーズン目
【協会】ラグビーワールドカップ2019大会ビジョンが決定
成功への4つの柱が以下のように示された。
1.「強いニッポン」で世界の人々をおもてなししよう
2.すべての人が楽しめる大会にしよう
3.ラグビーの精神を世の中に伝えよう
4.アジアにおけるグローバルスポーツの発展に貢献しよう、である。
そして全国48の自治体が試合会場に興味を見せ、元日本代表選手がアンバサダーに就任し全国行脚を開始した。
・11月3日、日比野弘名誉会長が旭日中綬章を受賞。
・森喜朗会長、ARFUラグビースピリット賞を受賞。
・11月18日、山口良治氏、IRBラグビースピリット賞を受賞。これはラグビーを通じて社会に貢献し、スポーツがどれだけ素晴らしい力となりえるかを示した人物を顕彰するものである。
・2014年3月24日、スコットランドラグビー教会と包括的パートナーシップ協定を締結した。
【代表】
・11月2日 日本対ニュージーランド6-54 エディーHCが脳梗塞で入院というアクシデントあったが2万以上集まった秩父宮ラグビー場、開始から臆することなく20分は互角に戦ったが、その後トライを取られると引き離され、終わってみれば大差の試合となった。
・欧州遠征(11月9日~23日)
日本対スコットランド17-42、JapanXV対グロスター5-40、日本対ロシア40-13、日本対スペイン40-7という結果だったが、収穫もありまた課題の見つかった遠征だった。
【ルール】
2013年度試験実施ルールとして「スクラムエンゲージメントプロセス」が採用された。競技規則20.1、20.3、20.6に変更があった。この目的はスクラムエンゲージの衝撃の最大25%軽減し、プレーヤーの事故防止、安全対策を図るものである。
【日本選手権】
第51回日本選手権大会はパナソニックワイルドナイツ、東芝ブレイブルーパスを破り4季ぶりの優勝。三連覇を狙ったサントリーサンゴリアスは準決勝で東芝に24-25で敗退した。
【トップリーグ】
パナソニックワイルドナイツ3季ぶりの優勝 今シーズンから2ステージ2グループ制となり、16チームが参加した。決勝はパナソニックワイルドナイツが冷静なディフェンスで相手の猛攻を抑え、実力差を見せつけてサントリーサンゴリアスに快勝3年ぶりに優勝(45-22)した。準決勝はパナソニック55-15東芝ブレイブルーパス、サントリーサンゴリアス27-19神戸製鋼コベルコ・スティラーズ MVPはベリック・バーンズ(パナソニック)、新人賞は稲垣啓太(パナソニック)、堀江恭佑(ヤマハ)
【大学】
帝京大、見事な5連覇 帝京大が鉄壁な防御と豊富な運動量で早稲田大を41-34で破り五連覇を達成した。関東大学対抗戦は帝京大が優勝、準優勝早稲田大、関東大学リーグは流通経済大が優勝、準優勝は中央大。関西は優勝立命館大、準優勝天理大。九州は優勝福岡工大、準優勝九州共立大
【セブンズ】
・6月28日~30日 ワールドカップセブンズ2013(モスクワ)男子はボウルトーナメント決勝でロシアに敗れ準優勝。女子は予選3敗でボウルトーナメントに進み、準々決勝でオランダに敗れた。
・11月9日~10日 HSBCアジアセブンズ シンガポール大会では24-19で香港を破り優勝
・10月26日~27日 アジアパシフィック女子セブンズ2013 29-10で中国を破り優勝
・2014年3月22日~23日 HSBCセブンワールドシリーズ東京セブンズ2014はフィジーが異次元のスピ―ドで独走トライを連発し、南アフリカを33-26で破って優勝。日本は予選で2敗1分け、ボウルトーナメントに進出し、サモアに42-12で勝ったが、準決勝でウェールズに19-24で負け。
・2014年3月28日~30日 HSBCセブンワールドシリーズ2014-2015コアチーム昇格決定大会 決勝でイタリアを26-5で破りコア15チーム入りを決めた。
【女子】
中国破り優勝 10月26~27日、アジアパシフィック女子セブンズ2013 29-10で中国を破り優勝
・11月9~10日、ARFUアジア女子セブンズシリーズ2013インド大会 19-14で中国破り優勝
【国際】
・U20日本代表、IRBジュニアワールドトロフィー2013チリ大会 4位
・高校日本代表が2014年3月12日~19日イタリア・フランス遠征 3戦3敗
【その他】
第93回全国高校大会は入場者数が10万人を突破、東西のAシード校の対決となり、東海仰星が桐蔭学園を19-14の1トライ差で優勝した。/第64回全国地区対抗大会は東京学芸大学が日本文理大を破り初優勝した。第44回全国高専大会は仙台高専・名取が5-0で奈良工業高専を破り3年ぶり11回目の優勝。/第21回全国クラブ大会は北海道バーバリアンズが38対19で名古屋RCクラスクラシコを破り優勝。/2013年3月30日から4月7日、第14回全国高校選抜大会が熊谷で開催、優勝は大阪桐蔭、準優勝は東海大仰星となった。/東京国体では成年の部が東京都、少年の部でも東京都が優勝。