123シーズン目
【協会】
『JAPAN RUGBY 2050』及び JAPAN RUGBY中期戦略計画2021-2024の策定
中長期戦略計画では、まず2050年を期限とした長期的な「ミッション」や「ビジョン」、RWC再招致とそこでの日本代表の優勝という長期「ターゲット」を設定し、30年という超長期的な活動指針を策定。これが日本ラグビーの成長戦略『JAPAN RUGBY 2050』であり、この長期指針をベースに、中期的、具体的活動計画として、2021年から2024 年までの4年間について中期戦略計画を検討し、15 のアクションプランにまとめ、「JAPAN RUGBY中期戦略計画2021-2024」を策定。中期戦略計画は、原則として4年サイクルで見直す。
【ルール】
世界的試験実施ルールが、2021年 8月以降にスタートする大会・試合に適用される。
(1)50:22、(2)ゴールラインドロップアウト、(3)フライングウェッジ<試験実施ルール>フライングウェッジの定義を見直し、3名があらかじめバインドしているミニスクラムに対して制裁を科す。(4)単独のプレーヤーによるプレラッチ <試験実施ルール>コンタクトの前に1名だけプレラッチングすることを認めるが、そのプレーヤーはファーストアライビングプレーヤーの要件のすべて(特に立ったままでいること)に従わなければならない。(5)クリーンアウト/ジャッカラーの安全<試験実施ルール>下肢を狙った、または、下肢に衝撃を与えるようなクリーンアウトに制裁を科す。
【代表】
欧州ツアー2021を2度実施しアイルランド代表との2戦目に大敗したものの、ポルトガル代表には勝利し、その他のテストマッチは、日本でのオーストラリア代表戦を含め接戦を演じた。
★358 | 2021.6.26 | ●日本代表 10-28 B&Iライオンズ | マレーフィールド |
★359 | 2021.7.3 | ●日本代表 10-28 アイルランド代表 | アビバ・スタジアム |
★360 | 2021.10.23 | ●日本代表 23-32 オーストラリア代表 | 昭和電工ドーム大分 |
★361 | 2021.11.06 | ●日本代表 5-60 アイルランド代表 | アビバ・スタジアム |
★362 | 2021.11.13 | 〇日本代表 38-25 ポルトガル代表 | スダディオ・ジダーデ・デ・コインブラ |
★363 | 2021.11.20 | ●日本代表 20-29 スコットランド代表 | マレーフィールド |
【女子代表】
女子欧州遠征2021で3試合を行い、ウエールズ代表、スコットランド代表には突き放されず食い下がり、アイルランド代表にはあと一歩のところまで追い込む大健闘だった。
★54 | 2021.11.7 | ●日本代表 5-23 ウエールズ代表 | アームズパーク |
★55 | 2021.11.14 | ●日本代表 12-36 スコットランド代表 | ダムヘルスRS |
★56 | 2021.11.20 | ●日本代表 12-15 アイルランド代表 | RDSアリーナ |
【男子セブンズ】
東京五輪2020大会に出場。WRSS2022、ARSS2021に出場。
★185 | 2021.7.26~28 | 東京オリンピック2020競技大会 | 11位 |
★186 | 2021.11.19,20 | ARSS2021 WC予選 ドバイ大会 | 3位 |
★187 | 2021.11.26,27 | WRSS2022 第1戦 ドバイ大会 | 12位 |
★188 | 2021.12.3,4 | WRSS2022 第2戦 ドバイ大会 | 11位 |
★189 | 2022.1.21~23 | WRSS2022 第3戦 マラガ大会 | 13位 |
★190 | 2022.1.28~30 | WRSS2022 第4戦 セビリア大会 | 11位タイ |
【女子セブンズ】
東京五輪2020大会に出場。ARSS2021 ドバイ大会では優勝
★70 | 2021.7.29~31 | 東京オリンピック2020競技大会 | 12位 |
★71 | 2021.11.19,20 | ARSS2021 WC予選 ドバイ大会 | 優勝 |
【トップリーグ】
ワイルドナイツが第58回日本選手権兼最後のトップリーグ王者 今年度まで続いたトップリーグ最終年度、ホワイトカンファレンス1位のパナソニック・ワイルドナイツはプレーオフトーナメントの決勝で、レッドカンファレンス1位のサントリー・サンゴリアスを31-26で破りトップリーグ最後の王者となる。MVPは福岡堅樹(パナソニック)、新人賞は竹山晃暉(パナソニック)
【大学】
大学は帝京大が4年ぶり優勝 第58回大学選手権は、関東大学対抗戦1位の帝京大が準決勝で関西大学Aリーグ1位の京都産業大に37-30で競り勝ち、決勝では関東大学対抗戦3位の明治大を27-14で破り、4年ぶりの優勝を遂げた。帝京大は前人未到のV9の後、3年間苦しんだが、細木主将を中心にまとまり見事な優勝を遂げた。/対抗戦は帝京大、リーグ戦は東海大が優勝 第92回関東大学対抗戦は細木主将率いる帝京大が7戦全勝で3年ぶりに優勝。第55回関東大学リーグ戦は東海大が6勝1分けで4年連続優勝を遂げた。/関西は京都産業大、九州は福岡大が優勝 第94回関西大学Aリーグは京都産業大が7戦全勝で23年ぶりの復活優勝を飾った。第29回九州大学リーグ戦は福岡大が4年ぶりの優勝。
【その他】
地区対抗は追手門学大、高専は奈良工業高専、クラブはハーキュリーズが優勝 第72回地区対抗大学大会は追手門大が55-19で東北学院大に勝ち初出場で初優勝を遂げた。第52回高専大会は奈良工業高専が76-17で久留米工業高専を破り4年連続5回目の優勝を遂げた。第29回クラブ選手権はハーキュリーズが19-15で愛知教員クラブを破り2年ぶり2回目の優勝を遂げた。/高校は、春は東福岡、冬は東海大仰星が優勝 第22回高校選抜大会は東福岡が46-31で桐蔭学園を破り、第101回高校大会でも東海大仰星が36-5で国学院栃木を下して優勝した。/国体は新型コロナの影響により中止 第76回国民体育大会は三重県で開催が予定されていたが、新型コロナウィルス感染症拡大の影響により中止となった。