平成20年(2008)1月12日 平成19年(2007)度 第44回大学選手権決勝

写真 機関誌
国立競技場
早大 26-6 慶大
早大慶大をノートライに封じて優勝
平成19年(2007)度 第44回大学選手権決勝
2008年1月12日 G:国立競技場 R:下井真介 KO 14:00
早大266慶大
1瀧澤  直(③千種高)1231川村  慎(②慶応高)
2臼井 陽亮(④横須賀高)3432小柳 貴裕(③小倉高)
3畠山 健介(④仙台育英高)3廣畑 光太郎(②桐蔭学園)
C4権丈 太郎(④筑紫高)2T04岡田  龍(④前橋高)
5橋本  樹(③久我山高)1G05村田  毅(①慶応志木高)
6有田 幸平(④啓光学園)0PG16山崎 真二朗(④慶応高)
7覺来  弦(④桐蔭学園)0DG07伊藤 隆太(③修猷館高)
8豊田 将万(③東福岡高)8松本 大輝(②桐蔭学園)
9三井 大祐(④啓光学園)6T09皆良田 勝(④久我山高)
10山中 亮平(①東海大仰星)2G010川本 祐輝(③清真学園)
11中濱 寛造(①大工大高)0PG111出雲 隆佑(③秋田高)
12長尾 岳人(③本郷高)0DG0C12中浜 聡志(④清真学園)
13田邊 秀樹(②啓光学園)13増田 慶介(①長崎北高)
14早田 健二(②大分舞鶴高)10914山田 章仁(④小倉高)
15五郎丸 歩(④佐賀工)15小田 龍司(④東筑高)
交代【早】山下達也(④桐蔭学園)①、寺周健太(④正智深谷高)⑤ 【慶】小澤直輝(①桐蔭学園)⑤、千葉和哉(④北野高)⑦、花崎亮(③清真学園)⑨、浜本将人(②慶応高)⑫
慶大、金井建雄主将欠場のため、中浜副将がゲームキャプテン]

 関東学大が不祥事で辞退した大学選手権だったが、早慶の決勝対決で盛り上がった。前半の早大慶大の激しいタックルに苦しむ。18分にゴール前のスクラムを押し、No8の豊田が持ち込んだトライ(五郎丸ゴール)で7−0と先制した。慶大も27分に小田のPGで7−3と食い下がって前半を終了。後半に入ると早大のFWが優勢になり、ボールを支配する。勝利を決めるトライは16分に生まれた。ゴール前スクラムから早大は豊田が持ち出し、SH三井にパス、三井は外に走ると見せて縦に切れ込んできたCTB長尾にパス、長尾がインゴールへ飛び込み、五郎丸がゴールを決めて14−3とリードした。27分にもモールを押し込んで臼井がトライ、慶大小田にPGを許したものの、35分にはミスにつけこんだLO橋本がトライ(五郎丸ゴール)、26−6で慶大を突き放した。権丈主将のリーダーシップのもとで畠山、豊田、五郎丸らの逸材が実力どおりに活躍し、就任2年目の中竹監督が宙に舞った。