平成13年(2001)1月21日 秩父宮ラグビー場
神鋼、苦戦を乗り越えて連覇
平成12年(2000)度 第53回社会人大会決勝 | ||||||
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2001年1月21日 G:秩父宮ラグビー場 R:桜岡将博 KO 14:00 | ||||||
神戸製鋼 | 29 | - | 26 | トヨタ自動車 | ||
1 | 中道 紀和(同大) | 22 | 前 | 7 | 1 | 岩間 保彦(帝京大) |
2 | 弘津 英司(同大) | 7 | 後 | 19 | 2 | 中嶋 信彦(京産大) |
3 | 平田 貴博(明大) | 3 | 豊山 昌彦(大体大) | |||
4 | 小泉 和也(早大) | 3 | T | 1 | 4 | 椎村 公彦(龍谷大) |
5 | ブレア・ラーセン(ロスミニ高) | 2 | G | 1 | 5 | 山下 正博(名古屋工) |
6 | 小村 淳(明大) | 1 | PG | 0 | 6 | 菅原 大志(拓大) |
7 | 冨岡 洋(明大) | 0 | DG | 0 | 7 | 石井 龍司(三好高) |
8 | 伊藤 剛臣(法大) | 8 | エロル・ブレイン(オークランド大) | |||
9 | 苑田 右二(法大) | 1 | T | 3 | 9 | 大原 勝治(大体大) |
10 | アンドリュー・ミラー(テ・プケ高) | 1 | G | 2 | C10 | 廣瀬 佳司(京産大) |
C11 | 増保 輝則(早大) | 0 | PG | 0 | 11 | バテリアイ・ツイドラキ(オタゴ大) |
12 | 吉田 明(京産大) | 0 | DG | 0 | 12 | 難波 英樹(帝京大) |
13 | 大畑 大介(京産大) | 13 | 勝野 大(日体大) | |||
14 | 平尾 剛史(同大) | 17 | 反 | 11 | 14 | 三木 亮平(龍谷大) |
15 | 八ッ橋 修身(天理大) | 15 | 曽我部 匡史(立命大) | |||
交代【神】清水秀司(明大)③ 【ト】リチャード・コベントリー(ワイカト専)⑤、ロペティ・オト(大東大)⑪、山本正人(栄徳高)① | ||||||
神鋼は準決勝のサントリー戦で平尾剛史の劇的なロスタイムの逆転トライで決勝に進出した。
決勝ではトヨタの反撃に苦しんだ。神鋼は元木をケガで欠いたが、前半10分にラインアウトからSOミラーからのパスでCTB吉田がカットインで抜き、この大会でCTBに入っている大畑が素晴らしいスピードで走りきって先制トライ、22分と24分に平尾剛史の連続トライなどでトヨタを1トライに抑え22−7と前半をリードした。後半トヨタは三木亮平、勝野大がトライを返し3点差まで追い上げたが、神鋼は24分にSH苑田右二がPKから速攻でそのままインゴールに走り込み、その後トヨタの反撃を抑えて29−26で逃げきった。2連覇を達成した神鋼の増保主将は「昨年は無我夢中の優勝、今年は本当に苦しかった。相手も新しいゲームを志向してきて、タイトな試合が多かった。これからゆっくり喜びを味わいたい」(ラグマガ)と語っていた。