テストNo.21 オックスフォード・ケンブリッジ大学連合第1回来日第8戦

English 写真 機関誌
昭和34年(1959)10月4日 秩父宮ラグビー場
日本代表 14-44 オ・ケ大学連合○
日本代表またも大敗
No.32★21 オックスフォード・ケンブリッジ大学連合第1回来日第8戦
1959年10月4日 G:秩父宮ラグビー場 R:新村郁甫 KO 14:30
日本代表1444オ・ケ大連合
1小林  清(秋田市役所)6131D.ジェッソン(オ)
2志賀 英一(早大) 8312M.T.ウエストン(オ)
3藤  晃和(八幡)C3L.T.ロンバード(オ)
4田中 聖二(日野自動車)2T24D.G.ペリー(ケ)
5片倉  胖(日野自動車)0G25F.H.テンボス(オ)
6尾崎 政雄(早大)0PG16D.A.マックスゥイニー(ケ)
7山田 敬介(慶大OB)0DG07S.H.ウィルコック(オ)
8土屋 俊明(八幡)8A.J.ハーバード(ケ)
9今村 耕一(東横百貨店)2T69A.オコーナー(オ)
10今村 隆一(明大OB)1G510H.J.デービス(ケ)
11日比野 弘(東横百貨店)0PG111P.R.ミルズ(ケ)
C12青井 達也(横河)0DG012M.R.ウエイド(ケ)
13石井 堅司(慶大)13L.D.ワッツ(オ)
14宮井 国夫(八幡)7714A.C.B.ハースト(オ)
15北岡  進(早大)15J.S.M.スコット(オ)
得点:T小林、藤、土屋、日比野、G北岡

 オックスフォード・ケンブリッジ連合軍は7戦全勝で帰国することになった。私はこの試合はトライ数4対8なのだから、ディフェンスがもう少し整備されていれば接戦に持ち込めたと思っている。「前半全日本は藤、土屋のトライで好調なスタートを切ったが、それもつかの間、連合軍は全日本バックスのキックをFWがとって左に回し、ミルズが左中間にトライ、ワッツがゴールを決めて5−6と1点差に迫られた。これに元気づけられた連合軍は16分ワッツのPGでたちまち8−6と逆転した。30分ハーストが強引に中央を割ってトライ(ゴール)して13−6と前半は7点差で終わった。後半に入ると連合軍はロンバートの強引なトライ(ゴール)に始まり、続いてデービスのトライ(ゴール)、さらに12分ワッツのPGで早くも24−6と開いた。しかし全日本も必死の抵抗を続け、28分小林、31分山田が中央あたりから日比野にパス、日比野は左中間に堂々のトライを返した」(毎日、伊集院浩)。