テストNo.61 第6回アジア大会(マレーシア)決勝

昭和53年(1978)11月25日 ムルディカ競技場

日本代表 16-4 韓国代表

アジア大会に6連覇

No.157★61 第6回アジア大会(マレーシア)決勝
1978年11月25日 G:ムルディカ競技場 R:不明  KO 17:00
日本代表 16 4 韓国代表
1 安井 敏明(神鋼) 3 4 1
2 波々伯部 稔(ユニチカ) 13 0 2
3 豊田 偉明(近鉄) 3
4 畠山  剛(釜石ク) 0 T 1 4
5 北原 敏彦(八幡) 0 G 0 5
6 坂本  満(東京三洋) 1 PG 0 6
7 石塚 武生(リコー) 0 DG 0 7
8 小林 一郎(釜石) 8
9 上田 昭夫(トヨタ) 2 T 0 9
10 星野 繁一(リコー) 1 G 0 10
C11 吉田 正雄(近鉄) 1 PG 0 11
12 南川 洋一郎(八幡) 0 DG 0 12
13 藤原  優(丸紅) 13
14 氏野 博隆(東京三洋) 11 21 14
15 矢島 鉄朗(同大) 15
得点:T氏野、豊田、G南川、PG南川2選手名、キャプテン不明 

 日本はアジア大会決勝で韓国を下して6連覇を遂げたが、トライ数2対1での辛勝だった。横井久団長が『機関誌』Vol.28-4号に下記のように報告している。

「(前略)試合は前進を計るキックの応酬からスタートした。韓国チームの自陣内では危険を犯さず、相手陣内で連続プレーに持ち込もうとする作戦は日本も同じであり、先にミスキックした日本が、カウンターアタックをくらって得点を許すことになった。日本は5つ目のPKを南川が蹴り込んで、やっと3対4としてハーフタイムを迎えた。後半開始間もなく、韓国FBのタッチキックミスを自陣10メートルライン付近のタッチ際で受け止めた吉田が、思い切りのよいカウンターアタックを仕掛け、一気に相手の密集を突き破り、氏野を走らせた。もし、このプレーがなければ、もっと後まで試合はもつれたかも知れない。価値ある吉田のプレーとして印象に残る」。