テストNo.110 アメリカ・カナダ遠征1991第5戦

平成3年(1991)5月11日 サンダーバード

日本代表 26-49 カナダ代表

遠征最終戦を飾れず

No.295★110 アメリカカナダ遠征1991第5戦
1991年5月11日 G:サンダーバード R:D.レオダン(米) KO 13:30
日本代表 26 49 カナダ代表
1 太田  治(日本電気) 10 30 1 エディー・エバンス
2 薫田 真広(東芝府中) 16 19 2 カール・スボボダ
3 高橋 一彰(トヨタ) 3 ダン・ジャッカート
4 林  敏之(神鋼) 2 T 5 4 アル・シャロン
5 大八木 淳史(神鋼) 1 G 5 5 ロン・バンデンブリング
6 エケロマ・ルアイウヒ(ニコニコドー) 0 PG 0 6 ゴード・マッキノン
7 中島 修二(日本電気) 0 DG 0 7 ブルース・ブリーン
8 シナリ・ラトゥ(三洋電機) 8 グレン・エニス
9 堀越 正巳(神鋼) 3 T 3 9 クリス・タイナン
10 青木  忍(リコー) 2 G 2 10 ガレス・リーズ
11 吉田 義人(伊勢丹) 0 PG 1 11 スティーブ・グレイ
C12 平尾 誠二(神鋼) 0 DG 0 12 ジョン・レッキー
13 朽木 英次(トヨタ) 13 デイブ・ローヒード
14 増保 輝則(早大) 5 14 14 パット・パーマー
15 前田 達也(NTT関西) C15 マーク・ワイアット
交代【日】元木由記雄(明大)⑬
得点:T吉田2、堀越、青木、増保、G前田3

「快晴微風。今遠征で初めて迎えた絶好のコンディション。『ただ、ちょっと気温が高いのが気になりますね』と試合前に白井強化委員長が話していた。日本にすればバテずに走り回り、カナダをあのスコットランド戦のように疲れさせたいところだった。前半10分、日本はラインアウトから右へ回し、増保がつかまったところでラック、そこから左へ青木→林→吉田とテンポのいい攻撃を見せて先制トライ。久々のテストマッチ勝利を予感させた。しかし、FLの選手をLOに入れ、FWに機動力を持たせたカナダは、すぐ反撃して3トライ、3Gを奪い18−6と逆転。日本も前半32分に、吉田が二つ目のトライを挙げたが、再びカナダに2トライ、2Gを奪われて勝負の行方が決まった。後半は、日本が失敗を恐れずに反撃し、一時26−36と迫ったが、再び引き離されてノーサイド。宿沢ジャパンとしては最多の8トライを奪われ、2勝3敗でこの遠征を終了した」(ラグマガ、永田洋光特派員)。