テストNo.117 アルゼンチン遠征1993第5戦

平成5年(1993)5月22日 ブエノスアイレス

日本代表 20-45 アルゼンチン代表

日本代表テストに連敗

No.312★117 アルゼンチン遠征1993第5戦
1993年5月22日 G:ブエノスアイレス R:J.ガディオビッチ(C) KO時間不明
日本代表 20 45 アルゼンチン代表
1 太田  治(NEC) 14 28 1 マティアス・コラール
C2 薫田 真広(東芝府中) 6 17 2 リカルド・レフォルト
3 高橋 一彰(トヨタ) 3 パトリシオ・ノリエガ
4 桜庭 吉彦(釜石) 1 T 3 4 ホセ・シメス
5 金城 秀雄(トヨタ) 0 G 2 5 ペドロ・スポルレデル
6 サミュエル・カレタ(リコー) 3 PG 3 6 パブロ・ガレトン
7 梶原 宏之(東芝府中) 0 DG 0 7 ホセ・サンタマリナ
8 シナリ・ラトゥ(三洋電機) 8 ギレルモ・ウーガルテメンディーア
9 堀越 正巳(神鋼) 0 T 2 9 ゴンツァロ・カマルドン
10 松尾 勝博(ワールド) 0 G 2 C10 リサンドロ・アルビス
11 吉田 義人(伊勢丹) 2 PG 1 11 グスタボ・ホルヘ
12 元木 由記雄(明大) 0 DG 0 12 ディエゴ・クェスタシルヴァ
13 加藤 尋久(神鋼) 13 パブロ・クレマスチ
14 増保 輝則(早大) 13 25 14 マルティン・テラン
15 細川 隆弘(神鋼) 15 サンチェゴ・メソン
交代【ア】M.ロビン⑪
得点:T増保、PG細川5

 第1テストマッチの善戦で日本の勝利が期待されたが、気合を入れなおしたアルゼンチンの牙城は揺るがなかった。日本代表は3勝2敗で初めてのアルゼンチンツアーでの面目は保った。「前半を終えて14−28。1週間前のテストマッチ第1戦のように、日本の後半の反撃が期待された。しかし、この日のアルゼンチンはしたたかだった。(中略)後半、日本はミスをつかれ、2トライを追加されて万事休した。『初戦よりもFWの迫力はなかったけれど、ゲームを切ってバテないようにしてきましたね』と薫田主将も、マイペースに引き込めなかったことを悔やんだ。明るい材料もある。ラインアウトを含めてFW戦で五分以上に渡り合い、小藪監督が提唱する『パワーでも対抗できるラグビー』のメドがついてきた。9月のウエールズ遠征でさらにワンランク成長し、来年のW杯アジア予選通過、そして95年の本戦でのベスト8入りへ、真剣勝負が続く」(サンスポ、永田洋光特派員)。