テストNo.134 第1回パシフィック・リム選手権第6戦

平成8年(1996)7月13日 サンダーバード

日本代表 30-51 カナダ代表

日本代表カナダに力負け

No.349★134 第1回パシフィック・リム選手権第6戦
1996年7月13日 G:サンダーバード R:E.ソレンセン(米) KO 14:00
日本代表 30 51 カナダ代表
1 中道 紀和(神鋼) 18 22 1 ロッド・スノー
2 坂田 正彰(サントリー) 20 29 2 マーク・カーディナル
3 浜辺  和(近鉄) 3 エディー・エバンス
4 佐藤 憲治(近鉄) 2 T 2 4 マイク・ジェームス
5 デビッド・ビックル(神鋼) 1 G 0 5 トニー・ヒーリー
6 梶原 宏之(勝沼クラブ) 2 PG 4 6 アル・シャロン
7 ブルース・ファーガソン(日野自動車) 0 DG 0 7 ジョン・ハッチンソン
8 伊藤 剛臣(神鋼) 8 コリン・マッケンジー
9 村田  亙(東芝府中) 2 T 4 9 クリス・タイナン
C10 元木 由記雄(神鋼) 1 G 3 10 ボビー・ロス
11 増保 輝則(神鋼) 0 PG 1 11 スティーブ・グレイ
12 吉田  明(神鋼) 0 DG 0 C12 ジョン・グラフ
13 八ッ橋 修身(天理大) 13 ガレス・リーズ
14 尾関 弘樹(サントリー) 19 15 14 デーブ・ローヒード
15 松田  努(東芝府中) 15 スコット・スチュアート
交代【カ】S.リトン⑫、W.スタンリー⑭
得点:Tビックル、八ッ橋、、尾関、松田、G村田2、PG村田2

 最終戦を待たずに優勝を決めているカナダに、日本代表は意地を見せようと挑んだが、30−51と力負けし、2勝4敗で香港と並んだが、勝ち点差で最下位に沈んだ。第1回パシフィック・リム選手権は、この大会が日本にとって今後非常に重要であること、強化の成果をみる重要なバロメーターになることを教えてくれた。

 この試合に山本監督は元木主将をSO、すなわちゲームメーカーとして起用し、起死回生を図った。6日のアメリカ戦で、廣瀬が前半21分に負傷退場し、SHの永友をSOに起用して急場をしのいだ。この起用は、元木の判断力と強い精神力をチームに注入したいという意図によるものだ。結果はカナダから4トライを奪い、攻撃面で成果を見せたが、6トライを奪われた防御の改善は図れなかった。