テストNo.140 第2回パシフィック・リム選手権第5戦

English 写真 機関誌
平成9年(1997)6月14日 サンダーバード
日本代表 18-42 カナダ代表
平尾ジャパン前半大健闘
No.357★140 第2回パシフィック・リム選手権第5戦
1997年6月14日 G:サンダーバード R:D.リオダン(米) KO 15:10
日本代表1842カナダ代表
1高橋 一彰(トヨタ)13111エディー・エバンス
2坂田 正彰(サントリー)5312ケビン・モーガン
3小口 耕平(リコー)3ロッド・スノー
4桜庭 吉彦(釜石)2T14ジョン・テイト
5イシケリ・バシャロ(トヨタ)0G05マイク・ジェームス
6梶原 宏之(勝沼クラブ)1PG26アル・シャロン
7小泉 和也(神鋼)0DG07ジョン・ハッチンソン
8中村  航(東京ガス)8マイク・.シュミット
9堀越 正巳(神鋼)1T59クルス・タイナン
10岩渕 健輔(青学大)0G3C10ガレス・リーズ
11増保 輝則(神鋼)0PG011デーブ・ロックヒード
C12元木 由記雄(神鋼)0DG012スティーブ・グレイ
13アンドリュー・マコーミック(東芝府中)13スコット・ブライアン
14ロペティ・オト(トヨタ)72114スコット・スチュアート
15和田 賢一(東芝府中)15ボビー・ロス
交代【日】佐藤憲治(近鉄)⑥、今泉清(サントリー)⑥、浜辺和(近鉄)①、永友洋司(サントリー)⑩、溝辺圭司(東芝府中)③ 【カ】A.タイナン⑨、C.ウィテカー④
得点:T中村、岩渕、オト、PG岩渕

 サンスポの見出しだが、ちょっと違和感がある。日本は、前半は互角、後半に崩されるというパターンがあまりに多い。格上の相手にはやむを得ない場合があるが、同格のカナダ相手では許されないのだ。「前半に限れば、ここ数年のジャパンで最高の出来だった。立ち上がりのカナダの波状攻撃を鋭いタックルで寸断。13分には、しつこいプレッシャーでカナダのミスを誘い、WTBオトが先制トライを挙げて、13−6。まさにプランどおりの展開だった。『前半だけでも、意図したことができているのは収穫。今後は、これを80分間続けられるようにするしかない』。平尾監督も前半には合格点をつけた。問題は80分間通じての集中力。平尾監督が『あれがターニングポイント』という後半1分のカナダのトライは、日本のキックミスからのもの。試合を優位に運びながら、一瞬のミスからゲームの流れが変わってしまった(後略)」(サンスポ、バンクーバー=永田洋光)。