テストNo.151 第16回アジア大会兼第4回RWC予選(シンガポール)第3戦

平成10年(1998)10月31日 シンガポール

日本代表 47-7 香港代表

平尾ジャパン、W杯切符ゲット

No.368★151 第16回アジア大会兼第4回RWC予選(シンガポール)第3戦
1998年10月31日 G:シンガポール R:I.ハイドレイ(C) KO 20:00
日本代表 47 7 香港代表
1 長谷川 慎(サントリー) 21 0 1 ロブ・クリンドレー
2 薫田 真広(東芝府中) 26 7 2 デイブ・ルイス
3 中村 直人(サントリー) 3 レイトン・デューリー
4 桜庭 吉彦(釜石) 3 T 0 4 ハミッシュ・ボーデン
5 田沼 広之(リコー) 3 G 0 5 ロジャー・パターソン
6 渡邊 泰憲(東芝府中) 0 PG 0 6 ウィル・ワイルド
7 グレッグ・スミス(豊田自動織機) 0 DG 0 7 リック・シャトルワース
8 伊藤 剛臣(神鋼) 8 ジョン・ディングリー
9 堀越 正巳(神鋼) 4 T 1 9 スティーブ・キッド
10 廣瀬 佳司(トヨタ) 3 G 1 10 ロビン・ブレッドバリー
11 増保 輝則(神鋼) 0 PG 0 11 イシ・ツイバイ
12 元木 由記雄(神鋼) 0 DG 0 12 ロドニー・マッキントッシュ
C13 アンドリュー・マコーミック(東芝府中) 13 ワレン・ワーナー
14 大畑 大介(神鋼) 10 7 14 マーク・ソロモン
15 松田  努(東芝府中) 15 陳 福平
交代【日】岩渕健輔(神鋼)⑨、中村航(東京ガス)⑥、黒川雅弘(ワールド)⑦、沢木敬介(サントリー)⑮ 【香】T.ブランド③、S.トンプソン⑦、A.ビリントン⑭、T.ホール④、梁勇傑②、D.ウィングレー⑩、J.ダン⑫
得点:T増保2、大畑2、廣瀬、元木、中村直人、G廣瀬6

 日本代表はアジア最終予選を3戦全勝で勝ち抜き、1年後に開幕されるウエールズでの第4回W杯出場を決めた。平尾ジャパンの見出しに新生ジャパンへの期待が読み取れる。

「『選手は良くやった。ほんま、それだけです』。いつもと変わらないクールな話しぶりながら、平尾監督の顔にも充実感がにじむ。昨年2月に就任してから20ヵ月。ディフェンス、フィットネスの強化から始まったチームづくりは、リズム&テンポというキーワードに発展。

 勝つか引き分けでW杯出場が決まるこの日の試合でも、キックオフからいきなりリズムをつかんだ。4分に敵ゴール前15mのスクラムから、No8伊藤、廣瀬、元木、マコーミックと矢継ぎ早に渡ったボールを、最後はWTB増保が、インゴール左隅へ持ち込んだ。10分WTB大畑、12分再び増保と、相手に反撃のチャンスを与えない連続攻撃。リズム&テンポの完成品を、約3000人の日本人サポーターの目の前で披露した」(サンスポ、吉田宏)。