平成12年(2000)11月11日 ランズダウンロード
●日本代表 9－78 アイルランド代表○
ジャパン面目丸つぶれ
| 2000年11月11日 G：ダブリン・ランズダウンロード R：R.ホワイトハウス KO 15：00 | ||||||
| 日本代表 | 9 | − | 78 | アイルランド代表 | ||
| 1 | 文原 俊和(日本IBM) | 9 | 前 | 29 | 1 | ピーター・クロヘシー |
| 2 | 安田 昇(ワールド) | 0 | 後 | 49 | C2 | キース・ウッド |
| 3 | 中村 直人(サントリー) | 3 | ジョン・ヘイズ | |||
| 4 | カール・トッド(日本IBM) | 0 | T | 4 | 4 | パディー・ドョーンズ |
| 5 | 田沼 広之(リコー) | 0 | G | 3 | 5 | マルコム・オケリー |
| 6 | 菅原 大志(トヨタ) | 3 | PG | 1 | 6 | アンディー・ウォード |
| 7 | 久保 晃一(ヤマハ) | 0 | DG | 0 | 7 | トニー・フォーリー |
| 8 | 伊藤 剛臣(神鋼) | 8 | キーロン・ドーソン | |||
| C9 | 大原 勝治(トヨタ) | 0 | T | 7 | 9 | ピーター・ストリンガー |
| 10 | 廣瀬 佳司(トヨタ) | 0 | G | 7 | 10 | ローナン・オガーラ |
| 11 | パティリアイ・ツイドラキ(トヨタ) | 0 | PG | 0 | 11 | ティローン・ハウ |
| 12 | 難波 英樹(トヨタ) | 0 | DG | 0 | 12 | シェーン・ホーガン |
| 13 | 川合 レオ(NEC) | 13 | ブライアン・オドリスコル | |||
| 14 | 織田 己知範(ワールド) | 9 | 反 | 9 | 14 | デニス・ヒッキー |
| 15 | 大畑 大介(神鋼) | 15 | ジョルダン・マーフィー | |||
| 交代【日】伊藤護(東芝府中)⑨、淵上宗志(コカコーラWJ)⑩ 【ア】G.ロングウェル④、R.ヘンダーソン⑫、D.ハンフリーズ⑮ | ||||||
| 得点：PG廣瀬3 | ||||||
日本代表のフランス・アイルランド遠征は惨敗に終わった。フランスAには23−40と試合になったが、アイルランドではU25に13−83、テストマッチではノートライの9−78で、アイルランド協会とファンからひんしゅくを買う結果になった。試合内容は廣瀬の3PGのみで11トライを奪われたことから論評するレベルになかった。平尾監督ら指導陣には、この時期に十分なメンバーと強化の時間が持てなかったことに同情できるが、ことは相手国に招待されるテストマッチ。「地元プレスに『100点ゲームになるようなテストマッチに意味があるのか』『日本ラグビーが長年かけて培ってきた評価は消え去った。信頼をもう一度取りもどすのは容易なことではない』」(ラグマガ)と酷評された。アイルランドからは「日本がベストメンバーを送らなかったのでは?」との批判も受けた。この結果を受けて平尾監督が辞任し、向井昭吾が新監督に指名された。勝負の世界はいつの世にも厳しいものだ。