テストNo.174 第6回パシフィック・リム選手権3位決定戦

平成13年(2001)7月8日 秩父宮ラグビー場

日本代表 39-7 カナダ代表

向井ジャパン快勝3位

No.398★174 第6回パシフィック・リム選手権大会3位決定戦
2001年7月8日 G:秩父宮ラグビー場 R:A.アイオルポテア(Sam) KO 14:05
日本代表 39 7 カナダ代表
1 長谷川 慎(サントリー) 20 7 C1 ロッド・スノウ
C2 坂田 正彰(サントリー) 19 0 2 ハリー・トゥズ
3 浜辺  和(近鉄) 3 ケビン・ウィラコウスキー
4 ルアタンギ・バツベイ(大東大) 2 T 1 4 エド・ナッグス
5 田沼 広之(リコー) 2 G 1 5 ロン・ジョンストン
6 久保 晃一(ヤマハ) 2 PG 0 6 ブラッド・メジャー
7 伊藤 剛臣(神鋼) 0 DG 0 7 コリン・ユークス
8 斉藤 祐也(サントリー) 8 フィル・マーフィー
9 苑田 右二(神鋼) 3 T 0 9 モーガン・ウィリアムズ
10 大西 将太郎(ワールド) 2 G 0 10 ボビィ・ロス
11 増保 輝則(神鋼) 0 PG 0 11 シェーン・フォース
12 元木 由記雄(神鋼) 0 DG 0 12 ジョン・キャノン
13 難波 英樹(トヨタ) 13 シェーン・トンプソン
14 栗原  徹(サントリー) 12 14 14 ジェレミー・コードル
15 小野澤 宏時(サントリー) 15 ジェフ・ウィリアムズ
交代【日】吉田英之(クボタ)⑩、豊山昌彦(トヨタ)③、月田伸一(リコー)⑨、小泉和也(神鋼)⑥、阿久根潤(東京ガス)⑤、平尾剛史(神鋼)⑪ 【カ】P.ダンクリー②、G.クック③、R.バンクス⑥、K.カチャック①、M.ダンスキン⑩、K.ニコルス⑫
得点:T栗原2、斉藤、バツベイ、難波、G栗原4、PG栗原2

 日本は前半3分に右ラインアウトからNo8斉藤が抜けて中央にトライ(栗原ゴール)してゲームの主導権を握った。日本カナダのトライを前半の1つにとどめ、5トライを奪って39−7で快勝、パシフィック・リムの3位となった。勝因は日本の攻撃力だった。ボール支配を続ければ攻撃時間が長くなり、防御時間が相対的に短くなる。このことが集中力の持続につながり、ディフェンスも機能した。

 日本は前半3分ラインアウトから伊藤が突っ込み、苑田、大西、斉藤でトライ。23分カナダのキックを取って逆襲、ラックから元木、難波でトライ。後半2分カナダのキックをFB小野澤がカウンターアタック、長い連続攻撃の末、栗原がトライ。19分またも小野澤のカウンター後のラックから交替出場の月田、難波、栗原でトライ。37分PKからの速攻からバツベイがトライ。3度のカウンターアタックを成功させて見事な5トライをあげた。向井監督の笑顔がうれしかった。