テストNo.191 第5回ラグビーワールドカップ(豪州)第3戦

English 写真 機関誌
平成15年(2003)10月23日 タウンズビル
日本代表 13-41 フィジー代表
予選敗退、フィジーの壁崩せず
No.422★191 第5回ラグビーワールドカップ(豪州)第3戦
2003年10月23日 G:タウンズビル R:N.ウィリアムズ(W) KO 20:07
日本代表1341フィジー代表
1山本 正人(トヨタ)13161イサイア・ラシラ
2坂田 正彰(サントリー)0252グレッグ・スミス
3豊山 昌彦(トヨタ)3ナザニエル・セルー
4木曽  一(ヤマハ)1T24エモリ・カタラウ
5アダム・パーカー(東芝府中)1G05ケレ・レアウェル
6大久保 直弥(サントリー)1PG26アリべリティ・モゼルトゥ
C7箕内 拓郎(NEC)1DG07コリ・セワンブ
8伊藤 剛臣(神鋼) C8アリフェレテイ・ドヴィヴェラタ
9辻  高志(NEC)0T39セミソニ・ランバカ
10アンドリュー・ミラー(神鋼)0G210ワイサレ・セレヴィ
11小野澤 宏時(サントリー)0PG211ヴィニモリ・デラサウ
12元木 由記雄(神鋼)0DG012セル・ランベニ
13ルーベン・パーキンソン(サニックス)13エペリ・ネイヴァンドラ
14大畑 大介(神鋼)91714アイセア・トゥイレヴ
15松田  努(東芝府中)15ノーマン・リンガイリ
交代【日】長谷川慎(サントリー)①、網野正大(NEC)②、苑田右二(神鋼)⑨、久保晃一(ヤマハ)④、栗原徹(サントリー)⑮、コニア(NEC)⑪、浅野良太(NEC)⑧ 【フ】N.リトル⑩、S.コヤマインボレ⑥、M.ラウルニ⑨、M.ヴニンバカ⑪、B.ガンドロ②
得点:Tミラー、Gミラー、PGミラー、DGミラー

 スコットランドフランスに善戦した日本に期待が集まったが、日本フィジーに完敗した。逆説的だが、私はスコットランドフランスに善戦したからフィジーに完敗したとみる。実力が上回る相手に対して80分挑み続けた疲労は並大抵のものではない。2、3日は体の節々が痛く動ける状態ではない。中4日でフィジー戦を迎えた日本は、フィジーの個人技に崩され、後半はそれまでと別のチームのように動きが鈍った。日本はこれに耐えうるフィットネスの強化という厳しい課題にも挑まなければならない。
「欧州勢に善戦してきた日本の1対1の防御に、フィジーはタックルに体を預けながらボールをつなぐ『オフロードパス』で対抗した。飛びついても飛びついてもボールをつながれ、前半19分にFBリンガイリが左すみにトライ。これ以後、日本の防御ラインは縦突進を警戒してじりじりと後退してしまった(後略)」(毎日、田内隆弘)。