平成16年(2004)5月27日 国立競技場
ロシアを突き放す
No.425★194 第2回スーパーパワーズ選手権(4ヵ国トーナメント)1回戦 | ||||||
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2004年5月27日 G:国立競技場 R:B.ククリンスキー(C) KO 19:07 | ||||||
日本代表 | 29 | - | 12 | ロシア代表 | ||
1 | 山本 正人(トヨタ) | 16 | 前 | 5 | 1 | アレクサンドル・フローキン |
2 | 松原 裕司(神鋼) | 13 | 後 | 7 | C2 | ロマン・ロマック |
3 | 山村 亮(ヤマハ) | 3 | オレッグ・シュカイロフ | |||
4 | 大野 均(東芝府中) | 1 | T | 1 | 4 | アレクサンドル・ヴァイトフ |
5 | 熊谷 皇紀(NEC) | 1 | G | 0 | 5 | ロマン・フェードトフ |
6 | フェレティリキ・マウ(ワールド) | 3 | PG | 0 | 6 | ドミトリー・デヤトロフ |
C7 | 箕内 拓郎(NEC) | 0 | DG | 0 | 7 | アレクセイ・サリチェフ |
8 | 伊藤 剛臣(神鋼) | 8 | ユーリー・シェレプコフ | |||
9 | 池田 渉(三洋電機) | 1 | T | 1 | 9 | アレキサンドル・シャキーロフ |
10 | 伊藤 宏明(ラクイラ) | 1 | G | 1 | 10 | アレクセイ・コロベニコフ |
11 | 小野澤 宏時(サントリー) | 2 | PG | 0 | 11 | イーゴリ・クリュチニコフ |
12 | 元木 由記雄(神鋼) | 0 | DG | 0 | 12 | デニス・アクーロフ |
13 | 大畑 大介(神鋼) | 13 | ヤロスラフ・レチネフ | |||
14 | 平尾 剛史(神鋼) | 17 | 反 | 16 | 14 | ヴラディーミル・シモーノフ |
15 | 大東 功一(NEC) | 15 | イーゴリ・ディムチェンコ | |||
交代【日】ルアタンギ・バツベイ(東芝府中)⑥ 【ロ】A.カザンツェフ⑫、V.コルシューノフ⑧、S.ポポフ③、S.ヴァシーレフ⑤、K.クシュナーレフ⑦、A.ヤニューシュキン⑮ シンビン=大野(日)、コルシューノフ(ロ) | ||||||
得点:T平尾、池田、G池田2、PG池田5 |
第2回のスーパーパワーズ選手権は日本、米国、カナダ、ロシアの4ヵ国によるトーナメントで行われた。日本は初戦のロシアに29−12で勝って決勝へコマを進めた。トライ数はともに2対2だったが、日本はSHの池田が5PGを決めたことが勝因となった。
日本は前半40分、萩本監督がCTBに起用した大畑の突破から展開、WTB平尾剛史がトライして16−5と差を広げたのが大きかった。
「萩本監督は大会前に『まずロシア戦はディフェンス。一人目が下に入り、常に前へ出てプレッシャーをかけていくことを求める』と泥臭く初戦勝利を目指す決意をみなぎらせ、選手もその期待に応えた。ロシアのパワーに押し込まれ、前半16分には3−5と逆転を許す場面もあったが、SH池田のPGで逆転するとWTB小野澤トライでリードを広げて、まずは萩本ジャパン初勝利」(『機関誌』Vol.54-1号 P86)。