テストNo.206 リポビタンDチャレンジ2005 アイルランド代表第2回来日第1戦

English 写真 機関誌
平成17年(2005)6月12日 長居陸上
日本代表 12-44 アイルランド代表
ノートライでアイルランドに敗れる
No.437★206 リポビタンDチャレンジ2005 アイルランド代表第2回来日第1戦
2005年6月12日 G:長居陸上競技場 R:N.オーエンズ(W) KO 14:13
日本代表1244アイルランド代表
1高橋  寛(東芝府中)9261マーカス・ホラン
2塚越  賢(東芝府中)3182フランキー・シーハン
3山村  亮(ヤマハ)3サイモン・ベスト
4熊谷 皇紀(NEC)0T24レオ・カレン
5ジェミー・ワシントン(日本協会)0G25マット・マカラック
6ハレ・マキリ(サニックス)3PG46アラン・クィンラン
7浅野 良太(NEC)0DG07ジョニー・オコーナー
C8箕内 拓郎(NEC)8ロジャー・ウィルソン
9村田  亙(ヤマハ)0T29ピーター・ストリンガー
10森田 恭平(法大)0G1C10デービッド・ハンフリーズ
11水野 弘貴(トヨタ)1PG211アントニー・ホーガン
12元木 由記雄(神鋼)0DG012ケビン・マグス
13ルーベン・パーキンソン(サニックス)13ケビン・ダーフィー
14大畑 大介(神鋼)14814トミー・ボー
15立川 剛士(東芝府中)15ガーバン・デンプシー
交代【日】笠井建志(東芝府中)③、高木重保(ヤマハ)①、後藤翔太(神鋼)⑨、中居智昭(東芝府中)⑦、冨岡鉄平(東芝府中)⑫、大野均(東芝府中)⑬ 【ア】B.ジャックマン②、R.コリガン①、デービッド・クィンラン⑫、T.ホーガン④、K.キャンベル⑨、E.ミラー⑦  シンビン=大畑(日)
得点:G森田4

 ラグビーの強国と対戦すれば、現状ではまだ20−30の力の差はある。あわやというところまで追い込んだ試合はあるが、『テストマッチ評価リスト』を見れば、力の差ははっきりしている。12−44は惨敗ではなく、内容を問題にすべきだ。どのように戦い、少しでも差を詰めたのか。私はアイルランドを4トライに抑えたのだから惨敗ではないと思う。アイルランドは大勝した試合としては珍しく6PGで18点を取っている。PGを取られるのは日本側から見れば、自陣での戦いが多い、反則が多い、ことに起因する。アイルランド側から見れば“日本を完全に崩していない”ことになる。この試合の課題はノートライ、すなわち“ゲームの組み立てができなかった”点にある。チームの攻めの形ができれば接戦に持ち込めたはずだ。アタックが良ければディフェンスが悪い。そんな繰り返しが「ドライバーが良ければパターが悪い」というアベレージゴルファーの悩みである。