テストNo.213 リポビタンDチャレンジ2006 イタリア代表第2回来日

平成18年(2006)6月11日 秩父宮ラグビー場

日本代表 6-52 イタリア代表

イタリアに大差で敗れる

No.444★213 リポビタンDチャレンジ2006 イタリア代表第2回来日
2006年6月11日 G:秩父宮ラグビー場 R:スコット・ヤング(A) KO 14:05
日本代表 6 52 イタリア代表
1 相馬 朋和(三洋電機) 3 24 1 アンドレア・ロチチェロ
2 松原 裕司(神鋼) 3 28 2 ファービオ・オンガロ
3 山村  亮(ヤマハ) 3 カルロス・ニエート
4 熊谷 皇紀(NEC) 0 T 3 4 サンティアーゴ・デラベ
5 谷口 智昭(トヨタ) 0 G 3 C5 マルコ・ボルトラーミ
6 中居 智昭(東芝) 1 PG 1 6 シルビオ・オルランド
C7 浅野 良太(NEC) 0 DG 0 7 マウロ・ベルガマスコ
8 木曽  一(ヤマハ) 8 ジョシュ・ソール
9 池田  渉(三洋電機) 0 T 4 9 ポール・グリフィン
10 大西 将太郎(ヤマハ) 0 G 4 10 ラミロ・ペズ
11 ナタニエラ・オト(東芝) 1 PG 0 11 デニス・ダラン
12 今村 雄太(早大) 0 DG 0 12 ミルコ・ベルガマスコ
13 守屋  篤(ヤマハ) 13 アンドレア・マージィ
14 遠藤 幸佑(トヨタ) 9 12 14 ペンジャミン・デヤーゲル
15 武井 敬司(NEC) 15 デビット・ボルトルッシ
交代【日】山岡俊(サントリー)②、久富雄一(NEC)①、大野均(東芝)⑤、菊谷崇(トヨタ)⑦、水野弘貴(トヨタ)⑭ 【イ】L.ギラルディーニ②、F.サタイバーノ③、C.ファーバ⑤、R.バルビエーリ⑦、S.ピコーネ⑨、A.マルカート⑩、M.セーペ⑪
得点:PG池田2

 W杯に向けてエリサルド体制が順調にスタートしてきたかと見えたが、先週のトンガ戦に大敗してからおかしくなった。この観戦記で何回も述べてきたが、ラグビー強国に対し勝つことは簡単ではない。また勝てと性急に求めてはいない。内容が問題なのである。

 イタリア戦に対する私の許容範囲はトライ数2対5までであるが、この試合では0対7であった。各紙に「接点弱く戦術も不徹底」と書かれても反論できない。

 トンガ戦後にスクラムの修正、強化を重点的に行ってきたが、成果が示せない。前半7分にスクラムで圧倒されてトライを許すと、痛いミスも生じてずるずると負け戦に追い込まれた。チームとしての迷いから抜け出さないと、アジアでしか通用しない日本ラグビーになってしまう。