テストNo.222 第2回IRBパシフィック・ネーションズカップ2007第2戦

English 写真 機関誌
平成19年(2007)6月2日 コフスハーバー(豪州)
日本代表 20-17 トンガ代表
日本代表トンガに競り勝つ
No.457★222 第2回IRBパシフィック・ネーションズカップ2007第2戦
2007年6月2日 G:コフスハーバー R:フレドリコ・ケスタ(Arg) KO 13:30
日本代表2017トンガ代表
1西浦 達吉(コカコーラW)1071トマ・トケ
2松原 裕司(神鋼)10102アレキ・ルトゥイ
3相馬 朋和(三洋電機)3テピタ・タウモエペアウ
4大野  均(東芝)1T14シオネ・カラマフォニ
5ルーク・トンプソン(近鉄)1G15テビタ・タンギノア
6渡邊 泰憲(東芝)1PG06ハレ・ティーポレ
7ハレ・マキリ(サニックス)0DG0C7ニリ・ラトゥ
C8箕内 拓郎(NEC)8サミュ・パファフォラウ
9吉田 朋生(東芝)1T29デビッド・パル
10安藤 栄次(NEC)1G010ファンガタプ・アピコトア
11クリスチャン・ロアマヌ(埼玉工大)1PG011アイセア・カウフシ
12大西 将太郎(ヤマハ)0DG012イシレリ・トゥポウ
13ブライス・ロビンス(リコー)13ハドソン・トンガウイハ
14遠藤 幸佑(トヨタ)81414セティ・キオレ
15立川 剛士(東芝)15シオネ・ファヌア
交代【日】山本貢(三洋電機)②、山村亮(ヤマハ)③、佐々木隆道(サントリー)⑥、矢富勇毅(ヤマハ)⑨、今村雄太(神鋼)⑬、小野澤宏時(サントリー)⑮ 【ト】N.シカル⑤、T.カウフシ⑧、V.リロ⑭、L.タファ⑮
得点:T遠藤、大野、G安藤2、PG安藤2

 日本は厳しいトンガの攻めを守りきって貴重な勝利を得た。カーワンが作り上げた日本のディフェンスは確実に向上し、チーム力を高めている。全員がシャローアウトの踏み込んだタックルでトンガの攻撃力を封じ、最後まで乱れないディフェンスで3点を守りきった。この勝利は3ヵ月後に迫ったW杯に向けて大きな自信になるだろう。前半トンガに先にトライを許して3−7となった34分、立川の突進からつかんだチャンスにSO安藤のキックパスをWTB遠藤が拾って飛び込み逆転のトライ、安藤がゴールを決めて10−7とリードして折り返した。後半はトンガに2トライを奪われたが、日本もLO大野のトライ、安藤のG、PGで10−10。終盤のトンガの猛攻をついに守りきってパシフィック・ネイションズで待望の初勝利を勝ち取った。トライ数は2対3でありまだ課題は多いが、太田GM、カーワンHC、箕内主将が口を揃えたように「勝ったことが大きな果実」であった。