テストNo.228 第6回ラグビーワールドカップ(フランス他)第2戦

English 写真 機関誌
平成19年(2007)9月12日 トゥールーズ
日本代表 31-35 フィジー代表
全力尽くしてフィジーに惜敗
No.464★228 第6回ラグビーワールドカップ(フランス他)第2戦
2007年9月12日 G:トゥールーズ R:マリアス・ヨンカー(SA) KO 18:00
日本代表3135フィジー代表
1西浦 達吉(コカコーラW)9101グレアム・デュース
2松原 裕司(神鋼)22252スニア・コト
3相馬 朋和(三洋電機)3ヘンリー・ンギオドラヴ
4大野  均(東芝)0T14ケレ・レアウェレ
5ルーク・トンプソン(近鉄)0G15ワメ・レワラブ
6ハレ・マキリ(サニックス)3PG16セミシ・サウカワ
7フィリップ・オライリー(三洋電機)0DG07アカプシ・ンゲラ
C8箕内 拓郎(NEC)8シサ・コヤマインボレ
9吉田 朋生(東芝)3T3C9モセセ・ラウルニ
10ブライス・ロビンス(リコー)2G210ニッキー・リトル
11遠藤 幸佑(トヨタ)1PG211イソア・ネイヴア
12大西 将太郎(ヤマハ)0DG012セレマイア・バイ
13今村 雄太(神鋼)13セル・ランベニ
14クリスチャン・ロアマヌ(埼玉工大)31814ヴィリモニ・デラサウ
15有賀  剛(サントリー)15カメリ・ラトゥヴォウ
交代【日】山村亮(ヤマハ)③、矢富勇毅(ヤマハ)⑨、平浩二(サントリー)⑨(矢富)、小野澤宏時(サントリー)⑮ 【フ】J.ライロモ③、A.ラトゥヴァ⑦、N.タレイ⑧、N.リンガイリ⑭  シンビン=デラサウ(フ)
得点:Tトンプソン2、相馬、G大西2、PG大西4

 深夜テレビの前で絶叫し涙に暮れた。私は普段は冷静に試合を見るほうだが、この日はジャパンのメンバーの胸中を察してやりきれなかった。カーワンの指導でディフェンスは驚くほど良くなった。「ディフェンスを固め守りきり、PGを決めて少ないトライチャンスを生かして勝つ」日本のゲームプランはあと一歩で実現した。それだけに悔しさが募る。前半30分、日本がNo8箕内からSH吉田へ⑧−⑨のサイドアタックを仕掛けたボールがこぼれた。さっとボールをすくい上げたFLゲラのフィジアンマジック。攻めのミスでしばしば起こるカウンターアタックのピンチ。FB有賀もアタックに投入するプランなら、ここをカバーするのはWTBの遠藤か。ゲラの独走は日本に重くのしかかった。ロスタイムに4点差を追って逆転トライを狙う日本が、5分近く大歓声の中攻め立てたが、吉田、矢富とSH二人をケガで退場させた日本はついに攻めきれずノーサイドの笛が鳴った。