テストNo.232 第9回IRBアジア5ヵ国対抗2008第2戦

平成20年(2008)5月3日 花園ラグビー場

日本代表 114-6 アラビアンガルフ代表

日本のワンサイドゲーム

No.468★232 第9回IRBアジア5ヵ国対抗2008第2戦
2008年5月3日 G:花園ラグビー場 R:S.フォーリー(香港) KO 13:01
日本代表 114 6 アラビアンガルフ代表
1 尾崎  章(サントリー) 52 6 1 フェイン・ファーグソン
2 猪口  拓(東芝) 62 0 2 ビビアン・アルバーティン
3 池谷 陽輔(サントリー) 3 マーク・ギャザコール
4 大野  均(東芝) 8 T 0 C4 ダイアームド・オマレイ
5 北川 俊澄(トヨタ) 6 G 0 5 スティーブ・ヒュバー
6 菊谷  崇(トヨタ) 0 PG 2 6 カール・サチリフ
7 中山 義孝(トヨタ) 0 DG 0 7 エドワード・ニコラス
C8 箕内 拓郎(NEC) 8 デビッド・クラーク
9 佐藤 貴志(ヤマハ) 10 T 0 9 マーク・サイモン
10 ジェームス・アレジ(日本協会) 6 G 0 10 ジョセフ・チェパーク
11 小野澤 宏時(サントリー) 0 PG 0 11 スチュアート・ギブ
12 大西 将太郎(ヤマハ) 0 DG 0 12 スティーブン・クーパー
13 今村 雄太(神鋼) 13 ショーン・ハーレー
14 吉田 大樹(東芝) 13 11 14 フランシス・コーツァー
15 ブライス・ロビンス(NEC) 15 ポール・ベアード
交代【日】猪瀬佑太(NEC)①、佐藤平(NEC)④、篠塚公史(サントリー)⑧、田中史朗(三洋電機)⑨、ショーン・ウェブ(ワールド)⑩、守屋篤(ホンダ)⑫ 【ア】E.バリー①、R.パワー②、J.ブルックス④、M.マクナイト⑥、J.デュジャガー⑪、G.ブラウン⑮  シンビン=アルバーティン(ア)
得点:T小野澤3、箕内2、ロビンス2、ウェブ2、尾崎、猪口、北川、菊谷、中山、大西、今村、吉田大樹、篠塚、Gアレジ8、吉田大樹4

 5ヵ国対抗の第2試合、日本はアラビアンガルフ(中東湾岸諸国連合)をまったく相手にしなかった。前半1分、箕内のトライを皮切りに、終始一方的に攻めまくり、ほぼ4分おきに1トライを奪い18トライの猛攻で、アラビアンガルフに試合をさせなかった。IRB(国際ラグビー評議会)がアジアのレベルを向上させるために、3国対抗を5ヵ国対抗にして激しい試合を増やそうとする意図は、見込み外れになりそうだ。カーワンHCが、選手を競わせ攻撃力を高め、チーム力の底上げを計る狙いは当たっている。選手の起用を見ると、箕内、大野、アレジ、小野澤、大西、ロビンスらを柱に、その他の選手を試している。何といってもSOに柱ができたことが大きい。アレジがコメントしているように「ワイドラインの攻撃は、徐々に機能してきた」(サンスポ)。あとはディフェンス力を高め、奪取、前進、連続、展開のラグビーを、格上の国にどこまで通用できるかだ。