テストNo.233 第9回IRBアジア5ヵ国対抗2008第3戦

平成20年(2008)5月10日 アルマティ

日本代表 82-6 カザフスタン代表●

日本三連勝で全勝に王手

No.469★233 第9回IRBアジア5ヵ国対抗2008第3戦
2008年5月10日 G:アルマティ R:A.ウィットコンビー(ガルフ) KO 15:00
日本代表 82 6 カザフスタン代表
1 猪瀬 佑太(NEC) 42 0 1 イヴゲニー・アントノフ
2 青木 佑輔(サントリー) 40 6 2 ミハイル・ソロヴィヨフ
C3 相馬 朋和(三洋電機) 3 ヴゥラディミル・チュルニク
4 佐藤  平(NEC) 6 T 0 4 セリク・ザンセイトフ
5 谷口 智昭(トヨタ) 6 G 0 5 イエブゲニー・シェフロフ
6 篠塚 公史(サントリー) 0 PG 0 6 グリゴリー・イヴァンチェンコ
7 中山 義孝(トヨタ) 0 DG 0 7 アントン・ルドイ
8 ホラニ龍コリニアシ(三洋電機) C8 ティモル・マシュロフ
9 吉田 朋生(東芝) 6 T 0 9 アフメジャン・パラトフ
10 ジェームス・アレジ(日本協会) 5 G 0 10 マキシム・ヴォストレトソフ
11 小野澤 宏時(サントリー) 0 PG 2 11 ユリ・ロマノフ
12 ライアン・ニコラス(サントリー) 0 DG 0 12 イルダル・アブドラザコフ
13 今村 雄太(神鋼) 13 アレキサンドル・ザハロフ
14 吉田 大樹(東芝) 7 13 14 デニス・チェルカシン
15 ブライス・ロビンス(NEC) 15 マキシム・リフォントフ
交代【日】北川俊澄(トヨタ)⑤、箕内拓郎(NEC)⑧、佐藤貴志(ヤマハ)⑨、ショーン・ウェブ(ワールド)⑮、守屋篤(ホンダ)⑫ 【カ】V.ポキレンコ②、I.オシコフスキー③、I.ポプラフスキー④、A.アビシェフ⑤、R.ソロデュバ⑥、D.アキュンベコフ⑪、D.ピチュギン⑬
得点:T今村2、吉田大樹2、ロビンス2、佐藤貴志、中山、コリニアシ、小野澤、ニコラス、箕内、Gアレジ6、ニコラス4、ウェブ

 アジア大会が1・2部制の3国対抗からIRB主催の5ヵ国対抗になり、日本韓国香港、アラビアンガルフ、カザフスタンで優勝を争うことになった。最下位は自動降格する。IRBは第7回RWC(NZ)に出場するアジア枠を、この大会の2010年の優勝チームと決めた。日本にとって絶対に落とせない重要な大会である。カザフスタンは世界ランク27位。16位に昇格した日本との力の差は大きいが、初めての対戦であることが懸念されていた。

 カーワンジャパンは速い展開のラグビーを見せて、12トライを奪い、ノートライに抑えて完勝した。カーワンHCは「標高900mという環境や長時間の移動など、よく対応して試合に臨んでくれた。これからもっと精度の部分を高めていきたい」(日本協会HP)と選手の健闘を称えつつ、プレーの正確性の練磨を求めている。このあとに続くIRBパシフィック・ネーションズカップにどれだけ戦えるのか。カーワンジャパンの真価を問われる試合が続く。