テストNo.241 リポビタンDチャレンジ2008 アメリカ代表第3回来日第2戦

平成20年(2008)11月22日 秩父宮ラグビー場

日本代表 32-17 アメリカ代表

アメリカ戦テストマッチに連勝

No.478★241 リポビタンDチャレンジ2008 アメリカ代表第3回来日第2戦
2008年11月22日 G:秩父宮ラグビー場 R:P.フィッツギボン(I) KO 19:00
日本代表 32 17 アメリカ代表
1 平島 久照(神鋼) 19 10 1 マイク・マクドナルド
2 青木 佑輔(サントリー) 13 7 2 マーク・クリック
3 畠山 健介(サントリー) 3 ブライアン・リメイ
4 大野  均(東芝) 3 T 2 4 ジョン・ファンデルギーセン
5 北川 俊澄(トヨタ) 2 G 0 5 ヘイデン・スミス
6 マイケル・リーチ(東海大) 0 PG 0 6 イナキ・バサウリ
C7 菊谷  崇(トヨタ) 0 DG 0 C7 トッド・クレヴァー
8 ホラニ龍コリニアシ(三洋電機) 8 パトリック・クウィン
9 田中 史朗(三洋電機) 1 T 1 9 マイク・ペトリ
10 ショーン・ウェブ(ワールド) 1 G 1 10 マイク・ハーカス
11 冨岡 耕児(ヤマハ) 2 PG 0 11 ギャヴィン・デバートロ
12 ライアン・ニコラス(サントリー) 0 DG 0 12 ジュニア・シファ
13 ブライス・ロビンス(NEC) 13 ポール・エメリック
14 遠藤 幸佑(トヨタ) 11 10 14 タクズワ・ングウェニア
15 松下  馨(ヤマハ) 15 クリス・ワイルス
交代【日】川俣直樹(三洋電機)①、ルーク・トンプソン(近鉄)④、豊田真人(東芝)⑧、吉田朋生(東芝)⑨、入江順和(三洋電機)⑬、ピエイ・マフィレオ(日大)⑪、水山尚範(NEC)⑧ 【ア】J.ウェルチ②、M.モエアキオラ③、C.マケイ⑥、J.ギャギアノ⑧ 、C.アースキン⑨、S.パラモ⑩、Vマリファ⑫  シンビン=青木、ロビンス(日)、エメリック(ア)
得点:T畠山、菊谷、ウェブ、冨岡、Gニコラス3、PGニコラス2

 アメリカを苦手としていたジャパンが、テストマッチに連勝した。この自信と意義は大きい。第2テストでは、畠山、菊谷、ウェブ、冨岡がトライして、アメリカを3トライに抑え32−17の快勝である。いままでアメリカにパワー負けをすることが多かった日本代表が、菊谷新主将のリードに応え、平島、畠山、リーチ、冨岡、松下の新顔が健闘、大野、北川俊、遠藤らのベテラン、青木、田中、ニコラスらの中堅組がうまくかみ合ってチームとして機能した。まだウェブ、ニコラス、ロビンスら外国籍メンバーに引っ張られている事実は否定できないが、一段ずつ階段を上がっている状況は頼もしい。日本代表は世界の8強入りを目指しているが、それにはアメリカカナダフィジーサモアトンガなど力が均衡している相手に、確実に競り勝つ試合をすることが不可欠である。アメリカに2連勝したことは久々に明るいニュースであった。