テストNo.255 第11回IRBアジア5ヵ国対抗2010第4戦兼第7回RWC最終予選

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平成22年(2010)5月22日 秩父宮ラグビー場
日本代表 94-5 香港代表
香港を圧倒してRWC出場決定
No.492★255 第11回IRBアジア5ヵ国対抗2010第4戦兼第7回RWC最終予選
2010年5月22日 G:秩父宮ラグビー場 R:ハリー・メイソン(Sin) KO 14:05
日本代表945香港代表
1平島 久照(神鋼)4501ピーター・スピッツィリ
2堀江 翔太(三洋電機)4952ジョン・エイベル
3仲村 慎祐(サントリー)3アレックス・ン・ワイ・シン
C4大野  均(東芝)7T04ジェイムズ・ストークス
5ルーク・トンプソン(近鉄)5G05チャールズ・フレンチ
6豊田 将万(コカコーラW)0PG06クウォック・カ・チョン・
7タウファ統悦(近鉄)0DG07マーク・ライト
8ホラニ龍コリニアシ(三洋電機)C8サイモン・レオン
9田中 史朗(三洋電機)7T19ケネス・シェイ・チャン・ハン
10ショーン・ウェブ(コカコーラW)7G010キース・ロバートソン
11遠藤 幸佑(トヨタ)0PG011アレキサンダー・マックイーン
12ライアン・ニコラス(サントリー)0DG012サイモン・ヘンペル
13平  浩二(サントリー)13ロウアン・バーティー
14アリシ・トゥプアイレイ(キャノン)201114ヨウ・カム・シン
15立川 剛士(東芝)15コリン・ビズリー
交代【日】川俣直樹(三洋電機)①、マイケル・リーチ(東海大)⑧、松下馨(ヤマハ)⑫、北川俊澄(トヨタ)⑤、湯原祐希(東芝)②、ジェームス・アレジ(ニューポート)⑩、吉田朋生(東芝)⑨ 【香】チャン・ヒン・ホン⑩、A.バッドリー②、J.ベネット③、R.ジャバニス④、T.アレキサンダー⑨、A.レイビー⑮、R.ハッセー⑧  退場=立川(日)  シンビン=龍コリニアシ(日)
得点:Tトゥプアイレイ3、遠藤2、田中2、平、龍コリニアシ、ウェブ、松下、湯原、吉田、アレジ、Gアレジ5、ニコラス4、ウェブ3

 来秋に迫った第7回RWC、その出場がかかるアジア地区予選で、日本は圧倒的な4連勝で7回連続出場を決めた。日本代表の攻撃力は見事だった。速いテンポでボールを散らし、連続攻撃で防御を乱してトライを重ねるジャパンラグビーに、香港はまったくついてこられなかった。チーム力を高めたジャパンのNZでの活躍に期待したい。それにしても韓国香港、中華台北などの地盤沈下はどうしたことか。ラグビーをワールドワイドなスポーツにするため、アジアでのRWC開催が不可欠と呼びかけているだけに残念な現状である。
 ジャパンは今日のようなゲームができれば、RWC初の2勝が期待できる。問題は世界の強豪国に対し“連続攻撃を仕掛けられる生きたボールが、どれだけ取れるか”にかかる。プレーの密度と、戦術の徹底が、世界の壁を破るカギだ。あと一年の努力がRWCでのジャパンの命運を決める。