テストNo.258 第5回IRBパシフィック・ネーションズカップ2010第3戦

平成22年(2010)6月26日 アピアパーク(サモア)

日本代表 26-23 トンガ代表

日本苦戦を凌ぎ逆転勝利

No.496★258 第5回IRBパシフィック・ネーションズカップ2010第3戦
2010年6月26日 G:アピアパーク(サモア) R:スティーブ・ウォルシュ(NZ) KO 13:10
日本代表 26 23 トンガ代表
1 平島 久照(神鋼) 6 10 1 トマ・トケ
2 堀江 翔太(三洋電機) 20 13 2 シオネ・バイオモンガ
3 畠山 健介(サントリー) 3 マコニ・フィナウ
4 大野  均(東芝) 0 T 1 4 アレピニ・オロソニ
5 北川 俊澄(トヨタ) 0 G 1 5 スティーブン・マフィ
C6 菊谷  崇(トヨタ) 2 PG 1 6 ケレピ・ハラフィニ
7 タウファ統悦(近鉄) 0 DG 0 7 ハアニ・ハレウア
8 ホラニ龍コリニアシ(三洋電機) C8 シオネ・カラマフォニ
9 田中 史朗(三洋電機) 2 T 1 9 マヘ・ファングポ
10 ジェームス・アレジ(ニューポート) 2 G 1 10 カート・モラス
11 小野澤 宏時(サントリー) 2 PG 2 11 アラスカ・タウファ
12 ライアン・ニコラス(サントリー) 0 DG 0 12 アンドリュー・マイレイ
13 アリシ・トゥプアイレイ(キャノン) 13 アリパテ・ファタフェヒ
14 遠藤 幸佑(トヨタ) 6 14 14 ウィリアム・ヘル
15 松下  馨(ヤマハ) 15 ヴンガコト・リロ
交代【日】金澤良(リコー)⑫、マイケル・リーチ(東海大)⑧、ルーク・トンプソン(近鉄)⑤、ショーン・ウェブ(コカコーラW)⑮、川俣直樹(三洋電機)①、和田耕二(トヨタ)⑨ 【ト】A.ルトゥイ②、P.カタ⑦、S.フェキトア⑫、P.タウラ③、S.フィシラウ⑨、A.マイランギ⑥、M.アホタエイロア⑭  シンビン=ルトゥイ(ト)
得点:T畠山、ペナルティトライ、Gアレジ2、PGアレジ4

 この日のジャパンは立ち上がりに精彩がなかった。疲れで身体が重いのか、プレーに切れがなく姿勢が高い。前半2分に攻め込んでのノックオンから逆襲されトンガ14番ヘルに独走を許した。5分に攻守の要ニコラスが負傷退場し暗雲が漂う。後半10分、日本はFWの突進から畠山が強引に持ち込んでトライ、アレジがゴールを決め14−13と逆転した。だがトンガはひるまず、畠山のトライと思われたボールを拾い逆襲、パントがすっぽり13番ファタフェヒの手に入り60m独走、ゴールも決まり16−20と再逆転する。両チーム1PGを加えた19−23から、ロスタイムまで7分間ゴール前で攻め続けた日本が、ラストワンプレーでスクラムを押し込み、ペナルティトライを奪ってついに逆転勝利をつかんだ。レフリーに残り時間を確認し、PGで追撃した冷静な菊谷のゲームマネジメントが勝利につながった。ニコラスの穴を埋めて75分間活躍したCTB金澤の貢献度も大きい。