テストNo.265 パシフィック・ネーションズカップ サモア代表戦

平成23年(2011)7月2日 G:秩父宮 R:キース・ブラウン(NZ)

日本代表 15-34 サモア代表

No.503★265 第6回IRBパシフィックネーションズカップ サモア代表
2011年7月2日 G:秩父宮 R:キース・ブラウン(NZ)
日本代表 15 34 サモア代表
1 平島 久照(神鋼) 8 24 1 サカリア・タウラフォ
2 青木 佑輔(サントリー) 7 10 2 ティー・パウロ
3 畠山 健介(サントリー) 3 アンソニー・ペレニセ
4 北川 俊澄(トヨタ) 1 T 3 4 ダニエル・レオ
5 トンプソン ルーク(近鉄) 0 G 3 5 ジョー・テコリ
C6 菊谷  崇(トヨタ) 1 PG 1 6 エズラー・テイラー
7 西原 忠佑(パナソニック) 0 DG 0 7 マナイア・サラヴュア
8 ホラニ龍コリニアシ(パナソニック) C8 タイアシナ・トゥイフア
9 田中 史朗(パナソニック) 1 T 1 9 ルアルア・ヴァイロアロア
10 ショーン・ウェブ(コカ・コーラW) 1 G 1 10 トゥシピシ
11 宇薄 岳央(東芝) 0 PG 1 11 アレサナ・トゥイランギ
12 ライアン・ニコラス(サントリー) 0 DG 0 12 セイララ・マブスア
13 今村 雄太(神鋼) 13 ジョージ・ピシ
14 遠藤 幸佑(トヨタ) 6 14 14 サイロシ・タンギサキバウ
15 立川 剛士(東芝) 15 ジェームズ・ツーイアロ
交代【日】ジャスティン・アイブス(パナソニック)④、小野澤宏時⑪、谷口到(神鋼)⑦、日和佐篤(サントリー)⑨、マリー・ウィリアムス(豊田自動織機)、木津武士(神鋼)② 【サ】フィリポ・レヴィ⑤、マウリー・ファアサヴァル⑦、ティモテオ・イオスア⑪、ウアレ・マイ⑨、ロゴヴィイ・ムリポラ①、タセサ・レヴェア⑩、オレ・アヴェイ②
得点:T龍コリニアシ、宇薄、Gウェブ、PGウェブ

 7月2日に開幕したIRBパシフィック・ネーションズカップ(PNC)は、当初、全試合が日本で開催される予定だったが、東日本大震災の影響を鑑みて、フィジーでの開催に変更された。そして、1試合のみ日本で行われたのが、初戦の日本代表サモア代表だった。

 秩父宮ラグビー場のナイターで行われた試合で、日本は立ち上がりにサモアの猛攻を受け、15分間は防戦一方となる。しかし、サモアの激しい当たりに慣れてくると、FL西原忠佑、NO8ホラニ龍コリニアシ、CTBライアン・ニコラスらが低いタックルを決めて、サモアの突進を食い止める。

 24-8とサモアリードで迎えた後半6分には、サモア陣深く入ったスクラムから、ホラニがサイドアタックし、ラックから大きく左オープンに展開して、サインプレーからWTB宇薄岳央がトライして、観客を熱狂させた。しかし、最終的には届かず。立ち上がりに受けに回る精神的な甘さの出た試合だった。