テストNo.270 第7回RWC2011 NZ大会 第1戦 フランス代表戦

平成23年(2011)9月10日 G:ノースハーバー R:スティーブ・ウォルシュ(AUS)

日本代表 21-47 フランス代表

No.508★270 第7回RWC2011 NZ大会 第1戦 フランス代表
2011年9月10日 G:ノースハーバー R:スティーブ・ウォルシュ(AUS)
日本代表 21 47 フランス代表
1 平島 久照(神鋼) 11 25 1 ファブリス・バルセラ
2 堀江 翔太(パナソニック) 10 22 2 ウィリアム・セルヴァ
3 畠山 健介(サントリー) 3 ニコラ・マス
4 トンプソン ルーク(近鉄) 1 T 3 4 ジュリアン・ピエール
5 北川 俊澄(トヨタ) 0 G 2 5 リオネル・ナレ
C6 菊谷  崇(トヨタ) 2 PG 2 C6 ティエリ・ディソトワール
7 マイケル・リーチ(東芝) 0 DG 0 7 イマノル・アリノルドキ
8 ホラニ龍コリニアシ(パナソニック) 8 ラファエル・ラカフィア
9 田中 史朗(パナソニック) 1 T 3 9 ディミトゥリ・ヤシュヴィリ
10 ジェームス・アレジ(ノッティンガム) 1 G 2 10 フランソワ・トゥラン=デュック
11 小野澤 宏時(サントリー) 1 PG 1 11 マクシム・メダール
12 ニコラス ライアン(サントリー) 0 DG 0 12 ファブリス・エステバネズ
13 平  浩二(サントリー) 13 オレリアン・ルージュリー
14 遠藤 幸佑(トヨタ) 12 10 14 ヴァンサン・クレール
15 ウェブ将武(コカ・コーラW) 15 セドゥリック・エマンス
交代【日】谷口到(神鋼)⑧、藤田望(ホンダ)③、アリシ・トゥプアイレイ(キヤノン)⑬、日和佐篤(サントリー)⑨、マリー・ウィリアムス(豊田自動織機)⑮ 【フ】ダヴィッドゥ・マルティー⑫、ジャン=バティストゥ・ブクス①、ダヴィッドゥ・スクレラ⑩、ディミトゥリ・スザルセヴスキー②、モルガン・パラ⑩、パスカル・パペ④、ジュリアン・ボネール⑦
得点:Tジェームス・アレジ2、Gジェームス・アレジ、PGジェームス・アレジ3

 初戦は、9月10日、オークランドのノースハーバースタジアムで、フランス代表への挑戦だった。

 開始3分、乗り越えたはずのラックでフランスの選手がボールを持って起き上がり、トライを奪われるというアンラッキーな失点。続く11分、SOアレジのパスをインターセプトされ、14点のリードを許す。しかし、日本は粘った。速いテンポでボールを動かし、HO堀江、FLリーチらがタックルを決め、それ以上の失点を防いだ。

 後半開始早々にも再三攻め込まれたが、FL 谷口、LOトンプソンらがインゴールに入って相手を抱えてグラウンディングさせず、直後にターンオーバー。小野澤が快走して相手陣に入るなど、防御では長足の進歩を見せた。

 後半7分、SOアレジがトライして、25-18。16分、アレジがPGを決めて25-21と4点差に迫った。ジョン・カーワンヘッドコーチは、「トンガカナダには確実に勝つ」と公言していたが、実際には、フランスに照準を絞って分析を続けてきた。その意味では、作戦通りだったのだが、勝負どころで、控えのHO青木、LO大野は投入されず、もったいない星を落とした。

 しかし、カーワンヘッドコーチはポジティブだった。「選手は100%の力を出してくれた。いいアタックができ、長時間ディフェンスできることも示してくれた。ニュージーランドの観客は日本がいいチームだと分かってくれたと思う」