平成26年(2014)5月25日 G:国立 R:アザハー・ユソフ(SIN)
No.538★300 第15回IRBアジア五カ国対抗 第4戦 香港代表戦 | ||||||
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2014年5月25日 G:国立 R:アザハー・ユソフ(SIN) | ||||||
日本代表 | 49 | - | 8 | 香港代表 | ||
1 | 三上 正貴(東芝) | 27 | 前 | 3 | 1 | ウェイ・ホン・サム |
2 | 堀江 翔太(パナソニック) | 22 | 後 | 5 | 2 | アレキサンダー・ハリス |
3 | 畠山 健介(サントリー) | 3 | ジェームズ・クーパー | |||
4 | 大野 均(東芝) | 4 | T | 0 | 4 | ジャック・テラフォース |
5 | トンプソン ルーク(近鉄) | 2 | G | 0 | 5 | ポール・ドワイヤー |
6 | ジャスティン・アイブス(キヤノン) | 1 | PG | 0 | C6 | ニコラス・ヒューソン |
C7 | リーチ マイケル(東芝) | 0 | DG | 1 | 7 | マシュー・ラミング |
8 | ホラニ龍コリニアシ(パナソニック) | 8 | バレ・タウティ | |||
9 | 日和佐 篤(サントリー) | 4 | T | 1 | 9 | ピーター・マッキー |
10 | 田村 優(NEC) | 1 | G | 0 | 10 | クリス・マッカダム |
11 | 山田 章仁(パナソニック) | 0 | PG | 0 | 11 | ユ・カム・シン |
12 | 立川 理道(クボタ) | 0 | DG | 0 | 12 | ジェイコブ・フェルプス |
13 | マレ・サウ(ヤマハ) | 13 | ロイド・ジョーンズ | |||
14 | 藤田 慶和(早大) | 10 | 反 | 17 | 14 | ローワン・バーティー |
15 | 五郎丸 歩(ヤマハ) | 15 | アレキサンダー・マックイーン | |||
交代【日】真壁伸弥(サントリー)⑤、ヘンドリック・ツイ(サントリー)⑧、平島久照(神鋼)①、伊藤鐘史(神鋼)④、林泰基(パナソニック)⑩、木津武士(神鋼)②、山下裕史(神鋼)③、内田啓介(パナソニック)⑨ 【香】アレキサンダー・バッドリー⑥、アレックス・ワイ・シン①、トーマス・マッコール⑮、トーマス・マックイーン⑭、スティーブン・ノーラン③、ビル・ブラント⑤、ラクラン・チャブ②、シェ・チャン・ハン⑨ | ||||||
得点:Tジャスティン、立川、藤田3、木津、真壁、内田、G五郎丸3、PG五郎丸 |
W杯アジア予選を兼ね全勝対決となった香港代表戦は、16,371人の観衆の前で日本は2015年W杯アジア代表の座を勝ち取った。
香港代表のキックオフ。立ち上がりから、香港はボール争奪戦で激しく圧力をかけ、日本のスピーディーな展開を封じにかかった。前半2分、日本はFB五郎丸歩がPGを決めて先制し、12分にはCTBに入った立川理道の柔らかなロングバスでWTB藤田がトライし、8-0とリードする。しかし、攻撃中にボールが手につかず、ハンドリングエラーの連続で香港の防御を崩しきれない。26分には香港SOクリス・マッカダムにDGを決められ、8-3と点差を詰められた。ハンドリングエラーは19を数えた。強豪国に勝つには許されない数字である。前半を27-3で折り返した日本は後半も苦しんだ。ミスの連鎖でもどかしい展開が続く中、流れを変えたのは交代選手だった。17分、LOトンプソン ルークに変えて真壁真弥、NO8ホラニ龍に代えたヘンドリック・ツイが投入されると二人がアグレッシブに前に出て、チームの勢いを引き出す。27分に真壁が防御ラインをぶち破ってトライを挙げると、一気に4連続トライで香港を突き放した。リーチ主将は、「試合中の問題解決能力を強化したい。」と語った。